四半期報告書-第81期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/08/07 11:55
【資料】
PDFをみる
【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態および経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の当社グループ営業収益は5,911百万円(前年同四半期5,604百万円、前年同四半期比5.5%増)となりました。
ビル賃貸事業につきましては4,805百万円(前年同四半期2,208百万円、前年同四半期比117.6%増)となりました。これは新型コロナウイルス感染症の感染拡大による緊急事態宣言の発出に伴い商業施設を中心とする一部テナントに対する賃料減額等の対応を行ったものの、不動産ファンド投資の大口配当等があったことによるものであります。駐車場事業につきましては、移動自粛措置により時間貸駐車場の稼働率が大幅に低下した影響で621百万円(同768百万円、19.1%減)、住宅事業につきましては、新たな竣工物件がなかったことや緊急事態宣言に伴うモデルルーム閉鎖などの影響で126百万円(同2,120百万円、94.0%減)、不動産営業事業につきましては、対面での営業活動の制限等の影響で127百万円(同254百万円、49.8%減)、有料老人ホーム事業につきましては、感染防止に注力した結果252百万円(同250百万円、0.7%増)となりました。
当第1四半期連結累計期間の経常利益は2,249百万円(同742百万円、202.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,578百万円(同538百万円、193.1%増)、1株当たり四半期純利益は126.10円(同43.02円、193.1%増)となりました。
②財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の総資産は156,633百万円となり、前連結会計年度末と比べ13,289百万円の増加となりました。流動資産は、前連結会計年度末と比べ7,703百万円増加し37,213百万円となりました。これは「営業未収入金」が554百万円減少したものの、「現金及び預金」が7,341百万円、「販売用不動産」が400百万円、「仕掛販売用不動産」が451百万円増加したことが主な要因となっております。なお、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う景気低迷の長期化に備えるため、十分な手元流動性の確保を図っております。また、固定資産は、前連結会計年度末と比べ5,586百万円増加し119,419百万円となりました。これは投資その他の資産が798百万円減少したものの、有形固定資産が賃貸ビルの取得により6,390百万円増加したことが主な要因となっております。
当第1四半期連結会計期間末の負債は、短期借入金や長期借入金の増加等により前連結会計年度末と比べ11,777百万円増加し116,217百万円となりました。
当第1四半期連結会計期間末の純資産は利益剰余金の増加等により前連結会計年度末と比べ1,511百万円増加し40,415百万円となりました。
この結果、当第1四半期連結会計期間末における自己資本比率は25.8%(前連結会計年度末は27.1%)、1株当たり純資産は3,228.46円(前連結会計年度末は3,107.68円)となりました。
(2)会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、主要な設備に関し、新設、休止、大規模改修、除却、売却等により著しい変動があったものは、次のとおりであります。
新設
会 社 名名称または区分所 在 地セグメントの名称用 途帳簿価額(百万円)
大栄不動産㈱りそな新橋ビル東京都港区ビル賃貸貸事務所および店舗5,811