四半期報告書-第83期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)

【提出】
2022/08/10 9:54
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態および経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の当社グループの事業別営業収益は、ビル賃貸事業につきましては複合商業施設「大宮門街(かどまち)」の稼働等により2,408百万円(前年同四半期2,320百万円、前年同四半期比3.8%増)、駐車場事業につきましては時間貸駐車場の稼働率が改善したこと等により765百万円(同707百万円、8.1%増)、住宅事業につきましては都心の大型分譲マンションの販売活動が順調に推移し1,733百万円(同341百万円、408.1%増)、不動産営業事業につきましては積極的な営業活動を推進しましたが、大口不動産受託案件の剥落の影響から345百万円(同1,026百万円、66.3%減)、有料老人ホーム事業につきましては感染防止対策の徹底に注力した結果258百万円(同246百万円、5.0%増)となりました。
これらの結果、当社グループ全体の営業収益は5,515百万円(前年同四半期4,686百万円、前年同四半期比17.7%増)、経常利益は770百万円(同1,469百万円、47.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は566百万円(同1,048百万円、46.0%減)、1株当たり四半期純利益は45.23円(同83.77円、46.0%減)となりました。
②財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の総資産は151,463百万円となり、前連結会計年度末と比べ3,892百万円の減少となりました。流動資産は、前連結会計年度末と比べ2,761百万円減少し40,173百万円となりました。これは「販売用不動産」が2,115百万円増加したものの、「現金及び預金」が5,172百万円減少したことが主な要因となっております。また、固定資産は、前連結会計年度末と比べ1,131百万円減少し111,289百万円となりました。これは有形固定資産が367百万円増加したものの、投資その他の資産が1,494百万円減少したことが主な要因となっております。
当第1四半期連結会計期間末の負債は、長期借入金の減少等により前連結会計年度末と比べ3,512百万円減少し106,104百万円となりました。
当第1四半期連結会計期間末の純資産はその他有価証券評価差額金の減少等により前連結会計年度末と比べ380百万円減少し45,358百万円となりました。
この結果、当第1四半期連結会計期間末における自己資本比率は29.9%(前連結会計年度末は29.4%)、1株当たり純資産は3,623.27円(前連結会計年度末は3,653.68円)となりました。
(2)会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、主要な設備に重要な異動はありません。