四半期報告書-第47期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況の分析に先立ちまして、一部の当社施工物件において、界壁等の施工不備が発見された問題につきまして、当社施工物件の所有者様、入居者様をはじめとする関係者の皆様及び各ステークホルダーの皆様には多大なるご心配及びご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
施工不備について、共同住宅という商品を扱う建設業者としてあるまじき問題であることを重く受けとめ、全社一丸となって引き続き補修を速やかに実施するとともに、再発防止に全力で取り組んでまいります。
(1)経営成績の分析
(単位:百万円)
当第3四半期連結累計期間における国内経済は、輸出を中心に弱さが続いているものの、雇用・所得環境の改善が続く中、緩やかな回復基調で推移いたしました。
貸家の新設着工戸数は、金融機関による融資条件の厳格化などを受けて16ヶ月連続で減少し、前年同期比15.5%の減少となりました。わが国の賃貸住宅市場においては、空家数の増加が続いており、全国的な需要回復は難しい中で安定した入居率を確保するには、将来的にも高い入居率が見込めるエリアへの重点的な物件供給や当社独自の強みを活かした付加価値サービスの提供による差別化戦略が重要と考えております。
このような状況の中、当社グループは、中期経営計画「Creative Evolution 2020」で掲げた「企業価値の更なる向上に資するコア事業の継続的成長と成長分野の基盤構築」を基本方針とし、企業価値と新たな社会価値の創造に取り組むとともに、施工不備問題の早期解決に向け、全社を挙げて補修工事を進めております。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は328,721百万円(前年同四半期比12.7%減)、営業損失は22,805百万円(前年同四半期は営業利益6,502百万円)、経常損失は22,131百万円(前年同四半期は経常利益6,246百万円)となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失は、界壁等の施工不備に係る補修工事費用の損失負担見込額等12,583百万円を特別損失に計上したことなどにより24,137百万円(前年同四半期比19,852百万円改善)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
① 賃貸事業
賃貸事業においては、入居する部屋を自分好みにアレンジできる「my DIY」、スマートフォンで遠隔からの家電操作や施錠などが可能なスマートアパート化の推進、業界初となる賃貸契約の電子化、大手警備保障会社と提携したセキュリティサービスなど豊富な付加価値を提供するとともに、法人の寮社宅需要の取り込み、外国人入居者サポート体制の充実等により安定した入居率の確保を図っております。また、ASEAN諸国の子会社において、サービスアパートメント・オフィス等の開発・運営を行っております。
入居率については、界壁等の施工不備の全棟調査を優先させたことで補修工事の完了と入居者募集の再開が遅れたことにより、当第3四半期連結会計期間末の入居率は78.91%(前年同四半期末比△6.35ポイント)、期中平均入居率は80.47%(前年同四半期比△8.95ポイント)となりました。また、当第3四半期連結会計期間末の管理戸数は575千戸(前期末比0千戸増)となりました。
当第3四半期連結累計期間の業績は、入居率の低下に伴う賃料収入等の減少に加え、空室損失引当金を3,862百万円繰り入れた結果、売上高292,406百万円(前年同四半期比9.6%減)、営業損失12,610百万円(前年同四半期は営業利益14,313百万円)となりました。
② 開発事業
開発事業においては、人口流入が続き、将来的にも高い入居率が見込める三大都市圏に絞った受注活動、高品質かつ最先端の戦略商品投入、理想の土地活用を実現する建築バリエーションの拡大、商品価格や仕入ルートの見直し等による採算性の向上に取り組んでおります。
また、子会社の株式会社もりぞうは木曾ひのきを用いた戸建注文住宅の建築請負事業を展開しております。
受注状況については、大都市圏での競争激化やアパートローンの融資環境変化等に加え、施工不備問題を背景に新規受注が低迷していることから、当第3四半期連結累計期間の総受注高は6,079百万円(前年同四半期比88.5%減)、当第3四半期連結会計期間末の受注残高は33,236百万円(前年同四半期末比53.3%減)となりました。
なお、当社の連結子会社であったライフリビング株式会社は、当社保有株式の全てを売却し、連結の範囲から除外したため、同社の総受注高及び受注残高は含めておりません。
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高20,542百万円(前年同四半期比46.3%減)、営業損失3,695百万円(前年同四半期比1,076百万円の損失増加)となりました。
③ シルバー事業
成長戦略事業であるシルバー事業は、既存施設の稼働率が上昇し始めたことにより全体の採算性が改善し、中期経営計画の最終年度での黒字化に向けて順調に推移いたしました。
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高11,007百万円(前年同四半期比5.5%増)、営業損失385百万円(前年同四半期比321百万円改善)となりました。
④ ホテルリゾート・その他事業
グアムリゾート施設や国内ホテルの運営、旅行事業、ファイナンス事業等を行っているホテルリゾート・その他事業の当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高4,764百万円(前年同四半期比10.1%増)、営業損失536百万円(前年同四半期比509百万円改善)となりました。
(2)財政状態の分析
(単位:百万円)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比46,965百万円減少の244,825百万円となりました。これは主に、繰延税金資産が1,309百万円増加した一方、現金及び預金が5,168百万円、リース資産(純額)が3,444百万円、投資有価証券が3,409百万円、自社所有の賃貸用住宅及びホテルの売却等により建物及び構築物(純額)が12,545百万円、土地が9,765百万円それぞれ減少したことによるものであります。
負債の合計は、前連結会計年度末比22,672百万円減少の187,780百万円となりました。これは主に、空室損失引当金が3,862百万円増加した一方、有利子負債が8,490百万円、前受金及び長期前受金が6,412百万円、工事未払金が3,564百万円、未払金が2,625百万円それぞれ減少したことによるものであります。
純資産の合計は、前連結会計年度末比24,293百万円減少の57,045百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失24,137百万円の計上等によるものであります。なお、自己資本比率は前連結会計年度末比4.5ポイント下落し23.2%となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況の分析に先立ちまして、一部の当社施工物件において、界壁等の施工不備が発見された問題につきまして、当社施工物件の所有者様、入居者様をはじめとする関係者の皆様及び各ステークホルダーの皆様には多大なるご心配及びご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
施工不備について、共同住宅という商品を扱う建設業者としてあるまじき問題であることを重く受けとめ、全社一丸となって引き続き補修を速やかに実施するとともに、再発防止に全力で取り組んでまいります。
(1)経営成績の分析
(単位:百万円)
| 前第3四半期 | 当第3四半期 | 増減額 | 増減率 | |
| 売上高 | 376,366 | 328,721 | △47,645 | △12.7% |
| 営業利益 | 6,502 | △22,805 | △29,308 | -% |
| 経常利益 | 6,246 | △22,131 | △28,378 | -% |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | △43,989 | △24,137 | 19,852 | -% |
当第3四半期連結累計期間における国内経済は、輸出を中心に弱さが続いているものの、雇用・所得環境の改善が続く中、緩やかな回復基調で推移いたしました。
貸家の新設着工戸数は、金融機関による融資条件の厳格化などを受けて16ヶ月連続で減少し、前年同期比15.5%の減少となりました。わが国の賃貸住宅市場においては、空家数の増加が続いており、全国的な需要回復は難しい中で安定した入居率を確保するには、将来的にも高い入居率が見込めるエリアへの重点的な物件供給や当社独自の強みを活かした付加価値サービスの提供による差別化戦略が重要と考えております。
このような状況の中、当社グループは、中期経営計画「Creative Evolution 2020」で掲げた「企業価値の更なる向上に資するコア事業の継続的成長と成長分野の基盤構築」を基本方針とし、企業価値と新たな社会価値の創造に取り組むとともに、施工不備問題の早期解決に向け、全社を挙げて補修工事を進めております。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は328,721百万円(前年同四半期比12.7%減)、営業損失は22,805百万円(前年同四半期は営業利益6,502百万円)、経常損失は22,131百万円(前年同四半期は経常利益6,246百万円)となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失は、界壁等の施工不備に係る補修工事費用の損失負担見込額等12,583百万円を特別損失に計上したことなどにより24,137百万円(前年同四半期比19,852百万円改善)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
| 売上高 | 営業利益 | |||||
| 前第3四半期 | 当第3四半期 | 増減額 | 前第3四半期 | 当第3四半期 | 増減額 | |
| 賃貸事業 | 323,351 | 292,406 | △30,944 | 14,313 | △12,610 | △26,923 |
| 開発事業 | 38,252 | 20,542 | △17,709 | △2,619 | △3,695 | △1,076 |
| シルバー事業 | 10,436 | 11,007 | 570 | △707 | △385 | 321 |
| ホテルリゾート・その他事業 | 4,325 | 4,764 | 438 | △1,045 | △536 | 509 |
| 調整額 | - | - | - | △3,438 | △5,577 | △2,139 |
| 合計 | 376,366 | 328,721 | △47,645 | 6,502 | △22,805 | △29,308 |
① 賃貸事業
賃貸事業においては、入居する部屋を自分好みにアレンジできる「my DIY」、スマートフォンで遠隔からの家電操作や施錠などが可能なスマートアパート化の推進、業界初となる賃貸契約の電子化、大手警備保障会社と提携したセキュリティサービスなど豊富な付加価値を提供するとともに、法人の寮社宅需要の取り込み、外国人入居者サポート体制の充実等により安定した入居率の確保を図っております。また、ASEAN諸国の子会社において、サービスアパートメント・オフィス等の開発・運営を行っております。
入居率については、界壁等の施工不備の全棟調査を優先させたことで補修工事の完了と入居者募集の再開が遅れたことにより、当第3四半期連結会計期間末の入居率は78.91%(前年同四半期末比△6.35ポイント)、期中平均入居率は80.47%(前年同四半期比△8.95ポイント)となりました。また、当第3四半期連結会計期間末の管理戸数は575千戸(前期末比0千戸増)となりました。
当第3四半期連結累計期間の業績は、入居率の低下に伴う賃料収入等の減少に加え、空室損失引当金を3,862百万円繰り入れた結果、売上高292,406百万円(前年同四半期比9.6%減)、営業損失12,610百万円(前年同四半期は営業利益14,313百万円)となりました。
② 開発事業
開発事業においては、人口流入が続き、将来的にも高い入居率が見込める三大都市圏に絞った受注活動、高品質かつ最先端の戦略商品投入、理想の土地活用を実現する建築バリエーションの拡大、商品価格や仕入ルートの見直し等による採算性の向上に取り組んでおります。
また、子会社の株式会社もりぞうは木曾ひのきを用いた戸建注文住宅の建築請負事業を展開しております。
受注状況については、大都市圏での競争激化やアパートローンの融資環境変化等に加え、施工不備問題を背景に新規受注が低迷していることから、当第3四半期連結累計期間の総受注高は6,079百万円(前年同四半期比88.5%減)、当第3四半期連結会計期間末の受注残高は33,236百万円(前年同四半期末比53.3%減)となりました。
なお、当社の連結子会社であったライフリビング株式会社は、当社保有株式の全てを売却し、連結の範囲から除外したため、同社の総受注高及び受注残高は含めておりません。
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高20,542百万円(前年同四半期比46.3%減)、営業損失3,695百万円(前年同四半期比1,076百万円の損失増加)となりました。
③ シルバー事業
成長戦略事業であるシルバー事業は、既存施設の稼働率が上昇し始めたことにより全体の採算性が改善し、中期経営計画の最終年度での黒字化に向けて順調に推移いたしました。
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高11,007百万円(前年同四半期比5.5%増)、営業損失385百万円(前年同四半期比321百万円改善)となりました。
④ ホテルリゾート・その他事業
グアムリゾート施設や国内ホテルの運営、旅行事業、ファイナンス事業等を行っているホテルリゾート・その他事業の当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高4,764百万円(前年同四半期比10.1%増)、営業損失536百万円(前年同四半期比509百万円改善)となりました。
(2)財政状態の分析
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末 | 当第3四半期末 | 増減額 | 増減率 | |
| 総資産 | 291,790 | 244,825 | △46,965 | △16.1% |
| 負債 | 210,452 | 187,780 | △22,672 | △10.8% |
| 純資産 | 81,338 | 57,045 | △24,293 | △16.1% |
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比46,965百万円減少の244,825百万円となりました。これは主に、繰延税金資産が1,309百万円増加した一方、現金及び預金が5,168百万円、リース資産(純額)が3,444百万円、投資有価証券が3,409百万円、自社所有の賃貸用住宅及びホテルの売却等により建物及び構築物(純額)が12,545百万円、土地が9,765百万円それぞれ減少したことによるものであります。
負債の合計は、前連結会計年度末比22,672百万円減少の187,780百万円となりました。これは主に、空室損失引当金が3,862百万円増加した一方、有利子負債が8,490百万円、前受金及び長期前受金が6,412百万円、工事未払金が3,564百万円、未払金が2,625百万円それぞれ減少したことによるものであります。
純資産の合計は、前連結会計年度末比24,293百万円減少の57,045百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失24,137百万円の計上等によるものであります。なお、自己資本比率は前連結会計年度末比4.5ポイント下落し23.2%となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。