四半期報告書-第60期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)

【提出】
2018/11/14 11:22
【資料】
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【項目】
14項目
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における連結業績は、売上収益は3,523億85百万円(前年同四半期連結累計期間比3%増)、調整後営業利益は148億49百万円(前年同四半期連結累計期間比6%増)、受取利息及び支払利息調整後税引前四半期利益は148億24百万円(前年同四半期連結累計期間比6%減)、親会社株主に帰属する四半期利益は83億24百万円(前年同四半期連結累計期間比11%減)となった。
セグメント別の状況は次のとおりである。
(国内物流)
当セグメントの売上収益は、メディカル関連案件の本格稼働や取り扱い物量が総じて堅調に推移したことなどにより、前年同四半期連結累計期間に比べ4%増加し、2,128億47百万円となった。
セグメント利益は、作業コストの上昇や自然災害の影響はあったものの、増収影響や生産性改善効果等により、前年同四半期連結累計期間に比べ3%増加し、105億14百万円となった。
(国際物流)
当セグメントの売上収益は、海外3PL案件やプロジェクト案件が堅調に推移したことなどにより、前年同四半期連結累計期間に比べ1%増加し、1,293億47百万円となった。
セグメント利益は、増収影響のほか、課題案件の収益改善等により、前年同四半期連結累計期間に比べ17%増加し、35億84百万円となった。
(その他(物流周辺事業等))
当セグメントの売上収益は、前年同四半期連結累計期間に比べ3%減少し、101億91百万円となった。
セグメント利益は、前年同四半期連結累計期間に比べ9%減少し、7億51百万円となった。
(2) 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の資産の部合計は、前連結会計年度末に比べ399億12百万円増加し、6,048億15百万円となった。流動資産は、その他の金融資産が24億23百万円減少したものの、現金及び現金同等物が422億72百万円増加したことなどにより、385億1百万円増加した。非流動資産は、無形資産が4億54百万円減少したものの、有形固定資産が19億43百万円増加したことなどにより、14億11百万円増加した。
当第2四半期連結会計期間末の負債の部合計は、前連結会計年度末に比べ333億72百万円増加し、3,715億54百万円となった。流動負債は、償還期長期債務が99億66百万円、未払法人所得税が32億62百万円それぞれ減少したことなどにより、157億63百万円減少した。非流動負債は、長期債務が496億4百万円増加したことなどにより、491億35百万円増加した。
当第2四半期連結会計期間末の資本の部合計は、前連結会計年度末に比べ65億40百万円増加し、2,332億61百万円となり、また親会社株主持分比率は前連結会計年度末の38.1%から36.6%となった。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」)の残高は、前連結会計年度末に比べ422億72百万円増加し、1,057億69百万円となった。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりである。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間に比べ52億44百万円収入が増加し、152億89百万円の収入となった。この主な要因は、持分法による投資利益22億80百万円等による資金の減少と、減価償却費及び無形資産償却費94億83百万円、四半期利益87億11百万円等により資金が増加したことによるものである。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間に比べ23億93百万円支出が増加し、68億11百万円の支出となった。この主な要因は、有形固定資産及び無形資産の取得74億49百万円により資金が減少したことによるものである。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間に比べ453億74百万円収入が増加し、333億86百万円の収入となった。この主な要因は、長期借入債務の返済106億2百万円、リース債務の返済22億37百万円、配当金の支払20億8百万円等による資金の減少と、長期借入債務による調達497億49百万円等により資金が増加したことによるものである。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はない。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は3億87百万円である。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。