四半期報告書-第60期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2019/02/14 14:46
【資料】
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【項目】
13項目
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における連結業績は、売上収益は5,358億38百万円(前年同四半期連結累計期間比2%増)、調整後営業利益は240億60百万円(前年同四半期連結累計期間比10%増)、受取利息及び支払利息調整後税引前四半期利益は275億57百万円(前年同四半期連結累計期間比9%増)、親会社株主に帰属する四半期利益は174億35百万円(前年同四半期連結累計期間比13%増)となった。
セグメント別の状況は次のとおりである。
(国内物流)
当セグメントの売上収益は、メディカル関連等の3PL案件が堅調に推移したことなどにより、前年同四半期連結累計期間に比べ4%増加し、3,245億20百万円となった。
セグメント利益は、作業コストの上昇や自然災害の影響はあったものの、増収影響や生産性改善効果等により、前年同四半期連結累計期間に比べ6%増加し、168億62百万円となった。
(国際物流)
当セグメントの売上収益は、為替影響等により、前年同四半期連結累計期間に比べ1%減少し、1,962億86百万円となった。
セグメント利益は、課題案件の収益改善等により、前年同四半期連結累計期間に比べ20%増加し、57億22百万円となった。
(その他(物流周辺事業等))
当セグメントの売上収益は、前年同四半期連結累計期間に比べ6%減少し、150億32百万円となった。
セグメント利益は、車両・機器販売リース事業の増益等により、前年同四半期連結累計期間に比べ24%増加し、14億76百万円となった。
(2) 財政状態の状況
第3四半期連結会計期間末の資産の部合計は、前連結会計年度末に比べ337億91百万円増加し、5,986億94百万円となった。流動資産は、売上債権及び契約資産が33億82百万円減少したものの、現金及び現金同等物が337億86百万円増加したことなどにより、322億1百万円増加した。非流動資産は、無形資産が25億73百万円減少したものの、有形固定資産が28億36百万円増加したことなどにより、15億90百万円増加した。
当第3四半期連結会計期間末の負債の部合計は、前連結会計年度末に比べ210億37百万円増加し、3,776億49百万円となった。流動負債は、償還期長期債務が100億38百万円、その他の流動負債が67億87百万円、未払法人所得税が50億73百万円減少したことなどにより、275億89百万円減少した。非流動負債は、長期債務が493億33百万円増加したことなどにより、486億26百万円増加した。
当第3四半期連結会計期間末の資本の部合計は、前連結会計年度末に比べ127億54百万円増加し、2,210億45百万円となり、また親会社株主持分比率は前連結会計年度末と同様に36.2%となった。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」)の残高は、前連結会計年度末に比べ351億77百万円増加し、986億74百万円となった。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりである。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期連結累計期間に比べ89億68百万円収入が増加し、219億55百万円の収入となった。この主な要因は、その他の資産及びその他の負債の増減68億55百万円等による資金の減少と、四半期利益184億13百万円、減価償却費及び無形資産償却費142億32百万円等により資金が増加したことによるものである。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期連結累計期間に比べ37億83百万円支出が増加し、105億34百万円の支出となった。この主な要因は、有形固定資産及び無形資産の取得123億8百万円により資金が減少したことによるものである。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期連結累計期間に比べ391億35百万円収入が増加し、239億30百万円の収入となった。この主な要因は、長期借入債務の返済112億86百万円、非支配持分からの子会社持分取得49億63百万円等による資金の減少と、長期借入債務による調達497億49百万円等により資金が増加したことによるものである。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新た
に生じた課題はない。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は5億64百万円である。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。