四半期報告書-第61期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/14 15:27
【資料】
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【項目】
18項目
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における連結業績は、売上収益は3,407億55百万円(前年同四半期連結累計期間比3%減)、調整後営業利益は165億19百万円(前年同四半期連結累計期間比11%増)、受取利息及び支払利息調整後税引前四半期利益は195億89百万円(前年同四半期連結累計期間比32%増)、親会社株主に帰属する四半期利益は108億83百万円(前年同四半期連結累計期間比31%増)となった。
セグメント別の状況は次のとおりである。
(国内物流)
当セグメントの売上収益は、自動車関連顧客の取り扱いは減少したものの、新規立ち上げ案件の寄与等により、前年同四半期連結累計期間に比べ2%増加し、2,175億22百万円となった。
セグメント利益は、増収影響のほか、生産性改善効果とIFRS第16号「リース」の適用等により、前年同四半期連結累計期間に比べ15%増加し、121億38百万円となった。
(国際物流)
当セグメントの売上収益は、日新運輸㈱の非連結化や為替影響等により、前年同四半期連結累計期間に比べ11%減少し、1,145億86百万円となった。
セグメント利益は、減収影響はあったものの、IFRS第16号「リース」の適用等により、前年同四半期連結累計期間に比べ3%増加し、37億6百万円となった。
(その他(物流周辺事業等))
当セグメントの売上収益は、㈱日立トラベルビューローの非連結化影響等により、前年同四半期連結累計期間に比べ15%減少し、86億47百万円となった。
セグメント利益は、減収影響等により、前年同四半期連結累計期間に比べ10%減少し、6億75百万円となった。
(2) 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の資産の部合計は、前連結会計年度末に比べ2,654億15百万円増加し、8,779億50百万円となった。流動資産は、現金及び現金同等物が131億23百万円増加したものの、売上債権及び契約資産が132億68百万円、その他の流動資産が55億56百万円それぞれ減少したことなどにより、62億16百万円減少した。非流動資産は、有形固定資産が340億47百万円減少したものの、使用権資産が3,029億72百万円増加したことなどにより、2,716億31百万円増加した。
当第2四半期連結会計期間末の負債の部合計は、前連結会計年度末に比べ2,604億7百万円増加し、6,439億93百万円となった。流動負債は、買入債務が95億29百万円減少したものの、リース負債が331億87百万円、その他の金融負債が102億96百万円それぞれ増加したことなどにより、373億14百万円増加した。非流動負債は、長期債務が405億59百万円、その他の金融負債が101億41百万円それぞれ減少したものの、リース負債が2,744億54百万円増加したことなどにより、2,230億93百万円増加した。
当第2四半期連結会計期間末の資本の部合計は、前連結会計年度末に比べ50億8百万円増加し、2,339億57百万円となり、また親会社株主持分比率は前連結会計年度末の36.3%から25.9%となった。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」)の残高は、前連結会計年度末に比べ131億23百万円増加し、1,215億35百万円となった。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりである。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間に比べ238億63百万円収入が増加し、391億52百万円の収入となった。この主な要因は、買入債務の増減90億51百万円等による資金の減少と、減価償却費及び無形資産償却費258億33百万円、売上債権及び契約資産の増減135億47百万円、四半期利益114億20百万円等により資金が増加したことによるものである。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間に比べ38億50百万円支出が減少し、29億61百万円の支出となった。この主な要因は、有形固定資産及び無形資産の売却35億77百万円による資金の増加と、有形固定資産及び無形資産の取得49億84百万円等により資金が減少したことによるものである。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間に比べ557億47百万円支出が増加し、223億61百万円の支出となった。この主な要因は、リース負債の返済183億75百万円、配当金の支払23億43百万円等により資金が減少したことによるものである。
なお、当連結会計年度の期首よりIFRS第16号「リース」を適用している。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はない。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は353百万円である。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。