四半期報告書-第36期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間は、デジタルトランスフォーメーション(DX)時代が本格的に到来し、国内企業によるクラウド、ビッグデータ・AIなどのIT投資が活況を呈しました。今後につきましても、第3のプラットフォームであるクラウドサービスにビッグデータ・AI等を加えた新しい領域は順調に拡大し、市場規模も2023年には約19兆円まで達することが予測されております(IT専門の調査会社・IDC Japan株式会社「国内第3のプラットフォーム市場支出額予測、2018年~2023年」による)。
このような経営環境の中で、当社グループにおきましては、DXの流れを成長の機会と捉え、新しい成長領域へシフトし、コンサルティングや提案力の向上等の上流工程にも積極的に取り組んだ結果、当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績は以下のとおりとなりました。
売上高 4,812,189千円(前年同四半期比15.0%増)
営業利益 617,890千円(前年同四半期比22.1%増)
経常利益 626,108千円(前年同四半期比22.9%増)
親会社株主に帰属する四半期純利益 465,275千円(前年同四半期比39.9%増)
高い市場成長率を示すクラウド、ビッグデータ・AIビジネスの大きな伸張に加え、当期より連結した子会社の寄与により、売上高は第1四半期として9期連続の増収となり、過去最高となりました。
また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、成長領域への積極的なシフト等による一人当たり売上高の増大に加え、案件総量の拡大及び見積りやプロジェクト管理プロセスの徹底による不採算案件の撲滅等の取組みにより、労務費の増加、採用及び教育研修費等のコスト増加も吸収して2期連続の増益となり、こちらも過去最高となりました。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
① ソリューションサービス関連
当セグメントにおきましては、デジタルトランスフォーメーション関連市場の成長を背景としたクラウド、ビッグデータ・AIビジネスの大幅な拡大、ERPの導入や更新ビジネスの増加により、当第1四半期連結累計期間の売上高は3,074,483千円(前年同四半期比14.5%増)、営業利益は410,742千円(前年同四半期比23.7%増)となりました。
② ネットワークサービス関連
当セグメントにおきましては、お客様のクラウド環境への移行に伴う環境構築および遠隔監視ビジネスなど、成長領域へのシフトとビジネスの高付加価値化を積極的に推進したことに加え、当期より連結した子会社の寄与により、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,784,338千円(前年同四半期比15.1%増)、営業利益は210,734千円(前年同四半期比19.1%増)となりました。
③ プロダクト販売関連
当セグメントにおきましては、クラウドサービスのライセンスの再販ビジネスが大きく伸長したことにより、当第1四半期連結累計期間の売上高は28,010千円(前年同四半期比196.7%増)、営業利益が2,222千円(前年同四半期は17千円の営業損失)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間の総資産は、前連結会計年度末に比べて742,204千円増加し、13,730,390千円となりました。これは主に、新株予約権の行使による現金及び預金の増加1,092,924千円、オフィス移転のための差入保証金の増加241,490千円及び仕掛品の増加75,896千円があったものの、受取手形及び売掛金の減少542,732千円、持分法適用会社であったユーエックス・システムズ株式会社の株式追加取得による関連会社株式の減少180,133千円及び償却によるのれんの減少36,269千円等によるものであります。
当第1四半期連結会計期間の負債は、前連結会計年度末に比べて652,920千円減少し、3,315,472千円となりました。これは主に納付による未払法人税等の減少269,096千円、賞与支給による賞与引当金の減少215,925千円及び買掛金の減少269,204千円によるものであります。
当第1四半期連結会計期間の純資産は、前連結会計年度末に比べて1,395,124千円増加し、10,414,917千円となりました。これは主に、業績が好調なことから、剰余金の配当を上回る親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したこと及び新株予約権の行使による自己株式の処分によるものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間は、デジタルトランスフォーメーション(DX)時代が本格的に到来し、国内企業によるクラウド、ビッグデータ・AIなどのIT投資が活況を呈しました。今後につきましても、第3のプラットフォームであるクラウドサービスにビッグデータ・AI等を加えた新しい領域は順調に拡大し、市場規模も2023年には約19兆円まで達することが予測されております(IT専門の調査会社・IDC Japan株式会社「国内第3のプラットフォーム市場支出額予測、2018年~2023年」による)。
このような経営環境の中で、当社グループにおきましては、DXの流れを成長の機会と捉え、新しい成長領域へシフトし、コンサルティングや提案力の向上等の上流工程にも積極的に取り組んだ結果、当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績は以下のとおりとなりました。
売上高 4,812,189千円(前年同四半期比15.0%増)
営業利益 617,890千円(前年同四半期比22.1%増)
経常利益 626,108千円(前年同四半期比22.9%増)
親会社株主に帰属する四半期純利益 465,275千円(前年同四半期比39.9%増)
高い市場成長率を示すクラウド、ビッグデータ・AIビジネスの大きな伸張に加え、当期より連結した子会社の寄与により、売上高は第1四半期として9期連続の増収となり、過去最高となりました。
また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、成長領域への積極的なシフト等による一人当たり売上高の増大に加え、案件総量の拡大及び見積りやプロジェクト管理プロセスの徹底による不採算案件の撲滅等の取組みにより、労務費の増加、採用及び教育研修費等のコスト増加も吸収して2期連続の増益となり、こちらも過去最高となりました。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
① ソリューションサービス関連
当セグメントにおきましては、デジタルトランスフォーメーション関連市場の成長を背景としたクラウド、ビッグデータ・AIビジネスの大幅な拡大、ERPの導入や更新ビジネスの増加により、当第1四半期連結累計期間の売上高は3,074,483千円(前年同四半期比14.5%増)、営業利益は410,742千円(前年同四半期比23.7%増)となりました。
② ネットワークサービス関連
当セグメントにおきましては、お客様のクラウド環境への移行に伴う環境構築および遠隔監視ビジネスなど、成長領域へのシフトとビジネスの高付加価値化を積極的に推進したことに加え、当期より連結した子会社の寄与により、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,784,338千円(前年同四半期比15.1%増)、営業利益は210,734千円(前年同四半期比19.1%増)となりました。
③ プロダクト販売関連
当セグメントにおきましては、クラウドサービスのライセンスの再販ビジネスが大きく伸長したことにより、当第1四半期連結累計期間の売上高は28,010千円(前年同四半期比196.7%増)、営業利益が2,222千円(前年同四半期は17千円の営業損失)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間の総資産は、前連結会計年度末に比べて742,204千円増加し、13,730,390千円となりました。これは主に、新株予約権の行使による現金及び預金の増加1,092,924千円、オフィス移転のための差入保証金の増加241,490千円及び仕掛品の増加75,896千円があったものの、受取手形及び売掛金の減少542,732千円、持分法適用会社であったユーエックス・システムズ株式会社の株式追加取得による関連会社株式の減少180,133千円及び償却によるのれんの減少36,269千円等によるものであります。
当第1四半期連結会計期間の負債は、前連結会計年度末に比べて652,920千円減少し、3,315,472千円となりました。これは主に納付による未払法人税等の減少269,096千円、賞与支給による賞与引当金の減少215,925千円及び買掛金の減少269,204千円によるものであります。
当第1四半期連結会計期間の純資産は、前連結会計年度末に比べて1,395,124千円増加し、10,414,917千円となりました。これは主に、業績が好調なことから、剰余金の配当を上回る親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したこと及び新株予約権の行使による自己株式の処分によるものであります。