四半期報告書-第97期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況が続くなか、輸出や生産には持ち直しの動きがみられたものの、経済活動の段階的な再開に伴う感染症の再拡大が懸念されるなど、景気の先行きは不透明感が増す状況となりました。
このような状況のもと当社グループにおきましては、収益体質の強化に向けた事業構造改革に取り組み、不採算事業の見直しや全社的なコスト削減等の施策を引き続き推進したほか、電力事業においては、FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)活用に向けた水力発電所の改修計画を推進し、安定した収益基盤の確保に努めました。
当第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、売上高は95,898百万円(前年同四半期比12.1%減)、営業利益は2,259百万円(前年同四半期は営業損失778百万円)、経常利益は2,028百万円(前年同四半期は経常損失1,077百万円)となりました。特別利益に固定資産売却益174百万円等の合計297百万円を、特別損失に水俣病補償関係損失等(2020年4月1日から12月31日までの水俣病被害者への救済一時金2百万円を含む)2,293百万円、事業整理損358百万円、災害による損失323百万円の合計2,975百万円を計上し、親会社株主に帰属する四半期純損失は2,105百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失8,614百万円)となりました。
セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。
機能材料事業(液晶材料等)
液晶材料は、新型コロナウイルス感染症に起因する巣籠り需要が継続しており、足元では大型テレビやIT関連ディスプレイ用途を中心に販売は堅調となりましたが、第1四半期における需要減少の影響からの復調には至らず、売上は減少しました。シリコン製品は、コンタクトレンズ用途を中心に需要が好調に推移し、販売が増加しました。
有機EL材料においては、当社連結子会社であるJNC株式会社と韓国SK Materials社との間で、両社の共同出資による有機EL材料の製造、販売等を行う合弁会社を設立する旨の契約を2020年12月に締結しました。
当セグメントの売上高は18,288百万円(前年同四半期比22.6%減)となりました。
加工品事業(繊維製品、肥料等)
繊維製品は、国内における除菌シート、マスク等の新型コロナウイルス感染症対策関連の需要が引き続き堅調に推移したことに加え、衛生材料向けの出荷が安定的に推移したことから、原綿及び不織布の販売が増加しました。
肥料は、施肥作業の省力化が評価されている被覆肥料の国内出荷が堅調となりましたが、顧客の在庫調整により化成肥料の出荷が低調となったほか、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて海外需要が落ち込み、売上は減少しました。
当セグメントの売上高は40,208百万円(前年同四半期比5.2%減)となりました。
化学品事業(アルコール、樹脂等)
オキソアルコールは、原料ナフサ価格の下落により販売価格が低下したことに加え、生産設備の大型定期修理の実施により出荷が減少したことから、売上は低調となりました。一方、新型コロナウイルス感染症対策関連の需要が堅調となり、治療薬やワクチン製造向けに一部製品の販売が増加しました。
ポリプロピレンは、第1四半期において新型コロナウイルス感染症の影響により全般的に不振となったことから出荷が減少しましたが、足元では主力の自動車関連の需要が回復基調となりました。ポリエチレンは、主にレジ袋有料化の影響によりフィルム用途の需要が減少したことから、出荷が減少しました。
当セグメントの売上高は14,935百万円(前年同四半期比17.4%減)となりました。
商事事業
商事事業は、主力のポリプロピレンの販売において化学品事業と同様に新型コロナウイルス感染症の影響を受け、出荷が低調となったことから、売上は減少しました。
当セグメントの売上高は13,001百万円(前年同四半期比19.1%減)となりました。
電力事業
電力事業は、FIT活用に向けた既存水力発電所の大規模改修工事を引き続き推進し、安定した収益基盤の強化に注力しました。また、一部の水力発電所においては、「令和2年7月豪雨」による被害から完全復旧に至らず低稼働運転となりましたが、その他の各発電所は順調に稼働しました。
当セグメントの売上高は5,445百万円(前年同四半期比22.8%増)となりました。
その他の事業(エンジニアリング等)
エンジニアリング事業は、前年同四半期に石油化学関連設備に係る大型案件の進捗があった反動により、売上は減少しましたが、新規案件の受注は好調に推移しました。
当セグメントの売上高は4,019百万円(前年同四半期比10.6%減)となりました。
② 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末と比べ11,280百万円減少し、240,480百万円となりました。これは主に、未収入金の減少4,242百万円と現金及び預金の減少3.688百万円によるものです。
当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比べ9,715百万円減少し、372,834百万円となりました。これは主に、未払金の減少3,259百万円によるものです。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比べ1,565百万円減少し、△132,353百万円となりました。これは主に、利益剰余金の減少1,772百万円によるものであります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は4,064百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 従業員数
当第3四半期連結累計期間における、当社グループの電子部品事業からの撤退による加工品事業の従業員の減少は84名となりました。なお、従業員数は就業人員数です。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況が続くなか、輸出や生産には持ち直しの動きがみられたものの、経済活動の段階的な再開に伴う感染症の再拡大が懸念されるなど、景気の先行きは不透明感が増す状況となりました。
このような状況のもと当社グループにおきましては、収益体質の強化に向けた事業構造改革に取り組み、不採算事業の見直しや全社的なコスト削減等の施策を引き続き推進したほか、電力事業においては、FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)活用に向けた水力発電所の改修計画を推進し、安定した収益基盤の確保に努めました。
当第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、売上高は95,898百万円(前年同四半期比12.1%減)、営業利益は2,259百万円(前年同四半期は営業損失778百万円)、経常利益は2,028百万円(前年同四半期は経常損失1,077百万円)となりました。特別利益に固定資産売却益174百万円等の合計297百万円を、特別損失に水俣病補償関係損失等(2020年4月1日から12月31日までの水俣病被害者への救済一時金2百万円を含む)2,293百万円、事業整理損358百万円、災害による損失323百万円の合計2,975百万円を計上し、親会社株主に帰属する四半期純損失は2,105百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失8,614百万円)となりました。
セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。
機能材料事業(液晶材料等)
液晶材料は、新型コロナウイルス感染症に起因する巣籠り需要が継続しており、足元では大型テレビやIT関連ディスプレイ用途を中心に販売は堅調となりましたが、第1四半期における需要減少の影響からの復調には至らず、売上は減少しました。シリコン製品は、コンタクトレンズ用途を中心に需要が好調に推移し、販売が増加しました。
有機EL材料においては、当社連結子会社であるJNC株式会社と韓国SK Materials社との間で、両社の共同出資による有機EL材料の製造、販売等を行う合弁会社を設立する旨の契約を2020年12月に締結しました。
当セグメントの売上高は18,288百万円(前年同四半期比22.6%減)となりました。
加工品事業(繊維製品、肥料等)
繊維製品は、国内における除菌シート、マスク等の新型コロナウイルス感染症対策関連の需要が引き続き堅調に推移したことに加え、衛生材料向けの出荷が安定的に推移したことから、原綿及び不織布の販売が増加しました。
肥料は、施肥作業の省力化が評価されている被覆肥料の国内出荷が堅調となりましたが、顧客の在庫調整により化成肥料の出荷が低調となったほか、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて海外需要が落ち込み、売上は減少しました。
当セグメントの売上高は40,208百万円(前年同四半期比5.2%減)となりました。
化学品事業(アルコール、樹脂等)
オキソアルコールは、原料ナフサ価格の下落により販売価格が低下したことに加え、生産設備の大型定期修理の実施により出荷が減少したことから、売上は低調となりました。一方、新型コロナウイルス感染症対策関連の需要が堅調となり、治療薬やワクチン製造向けに一部製品の販売が増加しました。
ポリプロピレンは、第1四半期において新型コロナウイルス感染症の影響により全般的に不振となったことから出荷が減少しましたが、足元では主力の自動車関連の需要が回復基調となりました。ポリエチレンは、主にレジ袋有料化の影響によりフィルム用途の需要が減少したことから、出荷が減少しました。
当セグメントの売上高は14,935百万円(前年同四半期比17.4%減)となりました。
商事事業
商事事業は、主力のポリプロピレンの販売において化学品事業と同様に新型コロナウイルス感染症の影響を受け、出荷が低調となったことから、売上は減少しました。
当セグメントの売上高は13,001百万円(前年同四半期比19.1%減)となりました。
電力事業
電力事業は、FIT活用に向けた既存水力発電所の大規模改修工事を引き続き推進し、安定した収益基盤の強化に注力しました。また、一部の水力発電所においては、「令和2年7月豪雨」による被害から完全復旧に至らず低稼働運転となりましたが、その他の各発電所は順調に稼働しました。
当セグメントの売上高は5,445百万円(前年同四半期比22.8%増)となりました。
その他の事業(エンジニアリング等)
エンジニアリング事業は、前年同四半期に石油化学関連設備に係る大型案件の進捗があった反動により、売上は減少しましたが、新規案件の受注は好調に推移しました。
当セグメントの売上高は4,019百万円(前年同四半期比10.6%減)となりました。
② 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末と比べ11,280百万円減少し、240,480百万円となりました。これは主に、未収入金の減少4,242百万円と現金及び預金の減少3.688百万円によるものです。
当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比べ9,715百万円減少し、372,834百万円となりました。これは主に、未払金の減少3,259百万円によるものです。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比べ1,565百万円減少し、△132,353百万円となりました。これは主に、利益剰余金の減少1,772百万円によるものであります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は4,064百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 従業員数
当第3四半期連結累計期間における、当社グループの電子部品事業からの撤退による加工品事業の従業員の減少は84名となりました。なお、従業員数は就業人員数です。