四半期報告書-第74期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなか、消費税増税による個人消費への影響や、相次いだ自然災害による影響など、景気回復の停滞が見られ不透明な状況で推移いたしました。
当社の主要販売先であるスーパーマーケットやホームセンターにおきましては、消費税率引き上げ前の一時的な駆け込み需要が見られたものの、その反動減や節約志向の高まりによる買い控え、度重なる台風や大雨等自然災害による被害の影響、競合他社との出店競争や業界の垣根を越えた販売競争の激化等、厳しい経営環境が継続しております。このようななか、当社グループにおきましては、自社オリジナル商品など収益性の高い商品の販売強化に努めてまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は362億49百万円(前年同期比1.5%減)となりました。損益面におきましては、収益性の高い商品の販売強化に努めたことにより、粗利率は改善しているものの、「家庭用品卸売事業」の売上高が減少したことに加え、「その他」インターネット通信販売事業の業績悪化により、営業損失1億58百万円(前年同期は営業損失1億91百万円)、経常利益1億76百万円(前年同期比46.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益23百万円(前年同期比87.6%減)となりました。
品目別売上高につきましては、以下のとおりであります。
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2018年4月1日 至 2018年12月31日) | 当第3四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) | 前期比増減額 | |||
| 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | |
| キッチン用品 | 12,762 | 34.7 | 12,949 | 35.7 | 186 |
| ダイニング用品 | 9,886 | 26.9 | 9,111 | 25.1 | △775 |
| サニタリー用品 | 5,499 | 14.9 | 5,531 | 15.3 | 31 |
| 収納用品 | 3,063 | 8.3 | 2,610 | 7.2 | △453 |
| プラケース・園芸用品 | 992 | 2.7 | 970 | 2.7 | △21 |
| インテリア関連商品 | 562 | 1.5 | 548 | 1.5 | △13 |
| シーズン用品その他 | 4,030 | 11.0 | 4,527 | 12.5 | 497 |
| 合計 | 36,797 | 100.0 | 36,249 | 100.0 | △548 |
「キッチン用品」は、フライパン、鍋ギフトセット、調理小物等を中心に129億49百万円(前年同期比1.5%増)となりました。「ダイニング用品」は、ステンレスボトル、卓上保温容器、ランチボックス等を中心に91億11百万円(前年同期比7.8%減)となりました。「サニタリー用品」は、清掃用具、浴室小物、スペアテープ等を中心に55億31百万円(前年同期比0.6%増)となりました。「収納用品」は、プラスチック引き出しケース、キッチンアクセサリー、玄関小物等を中心に26億10百万円(前年同期比14.8%減)となりました。「プラケース・園芸用品」は、コンテナ収納、園芸用品を中心に9億70百万円(前年同期比2.2%減)となりました。「インテリア関連商品」は、時計、照明等を中心に5億48百万円(前年同期比2.5%減)となりました。「シーズン用品その他」は、乾電池、ウォータージャグ、台所クリーナー等を中心に45億27百万円(前年同期比12.3%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 家庭用品卸売事業
当事業では、「シーズン用品その他」、「キッチン用品」、「サニタリー用品」の販売は前年同期を上回ったものの、「ダイニング用品」、「収納用品」の販売は前年同期を下回りました。
その結果、売上高は「北海道・東北」22億75百万円(前年同期比4.1%減)、「関東」157億64百万円(前年同期比3.0%減)、「中部」27億1百万円(前年同期比2.8%減)、「近畿」72億76百万円(前年同期比0.0%増)、「中四国・九州」52億93百万円(前年同期比0.3%増)となり、家庭用品卸売事業の売上高は333億11百万円(前年同期比1.9%減)となりました。
セグメント利益(営業利益)は「北海道・東北」64百万円(前年同期比244.3%増)、「関東」6億43百万円(前年同期比0.7%増)、「中部」68百万円(前年同期比10.8%減)、「近畿」1億99百万円(前年同期比7.4%減)、「中四国・九州」1億38百万円(前年同期比12.8%減)となり、家庭用品卸売事業のセグメント利益(営業利益)は11億15百万円(前年同期比0.5%増)となりました。
② プラスチック日用品製造事業
当事業では、「シーズン用品その他」の販売は前年同期を下回ったものの、「収納用品」、「プラケース・園芸用品」の販売は前年同期を上回りました。
その結果、売上高は16億9百万円(前年同期比7.7%増)、セグメント利益(営業利益)は93百万円(前年同期比207.7%増)となりました。
③ その他
その他事業では、インターネット通信販売事業、インテリア関連商品事業、輸出等を含めており、インテリア関連商品事業、輸出等の経営成績は、前年同期を上回ったものの、インターネット通信販売事業の経営成績は前年同期を大幅に下回りました。
その結果、売上高は14億81百万円(前年同期比6.9%増)、セグメント損失(営業損失)は36百万円(前年同期はセグメント利益(営業利益)50百万円)となりました。
財政状態の状況は、以下のとおりであります。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は239億71百万円となり、前連結会計年度末に比べ35億93百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が11億51百万円、受取手形及び売掛金が5億51百万円、商品及び製品が15億89百万円、その他資産(主に電子記録債権)が2億72百万円それぞれ増加したことによるものであります。固定資産は113億56百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億31百万円増加いたしました。これは投資その他の資産が7億40百万円増加したことと、有形固定資産が1億50百万円、無形固定資産が59百万円それぞれ減少したことによるものであります。
この結果、総資産は353億28百万円となり、前連結会計年度末に比べ41億24百万円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は122億54百万円となり、前連結会計年度末に比べ44億34百万円増加いたしました。これは主に短期借入金が39億67百万円、支払手形及び買掛金が6億68百万円それぞれ増加したことと、未払法人税等が2億58百万円減少したことによるものであります。固定負債は23億10百万円となり、前連結会計年度末に比べ10百万円増加いたしました。これは主に役員株式給付引当金が7百万円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は145億65百万円となり、前連結会計年度末に比べ44億44百万円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は207億62百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億19百万円減少いたしました。これは主にその他有価証券評価差額金4億61百万円の増加と剰余金の配当5億43百万円、自己株式の取得2億47百万円によるものであります。
この結果、自己資本比率は58.8%(前連結会計年度末は67.6%)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。