四半期報告書-第41期第1四半期(令和3年3月1日-令和3年5月31日)

【提出】
2021/07/14 10:32
【資料】
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【項目】
40項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における連結業績は、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響を受けたものの、迅速なデジタル化対応により、お客さまとの非対面による営業活動や、審査・回収の強化を図り、増収増益となりました。連結営業収益は、ショッピング収益がコロナ禍以前の水準に回復したほか、2020年3月31日に子会社化したイオン・アリアンツ生命保険株式会社の損益計算書を前年度第2四半期連結累計期間より取り込んだ影響もあり、1,222億5百万円(前年同期比11.1%増)となりました。連結営業利益は、前年度から、継続して審査の精緻化や債権回収体制の構築により貸倒関連費用が大幅に改善し、207億10百万円(前年同期は営業損失8億63百万円)、連結経常利益は216億3百万円(前年同期は経常損失7億22百万円)となりました。これらの結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は、116億67百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失10億80百万円)と大きく改善しました。
報告セグメントごとの損益状況につきましては、「国内」の「リテール」セグメントにおける営業収益は582億86百万円(前年同期比31.4%増)となり、セグメント利益は41億34百万円(前年同期はセグメント利益1億30百万円)となりました。「ソリューション」セグメントにおける営業収益は436億48百万円(前年同期比6.5%減)となり、セグメント利益は46億39百万円(前年同期比13.9%減)となりました。
また、「国際」の「中華圏」セグメントにおける営業収益は37億55百万円(前年同期比12.7%減)となり、セグメント利益は16億19百万円(前年同期比32.9%増)となりました。「メコン圏」セグメントにおける営業収益は181億98百万円(前年同期比5.2%減)となり、セグメント利益は48億30百万円(前年同期はセグメント損失41億42百万円)となりました。「マレー圏」セグメントにおける営業収益は132億65百万円(前年同期比12.5%増)となり、セグメント利益は55億7百万円(前年同期はセグメント損失36億81百万円)となりました。なお、前第2四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分方法を変更しており、前年同期比較については、前年同期の数値を変更後の区分方法に基づき組み替えた数値で比較分析しております。
当第1四半期連結会計期間末の財政状態につきましては、営業貸付金は前連結会計年度末と比較して185億77百万円増加し8,014億93百万円となり、銀行業における貸出金は同829億20百万円増加し2兆813億円となり、割賦売掛金は同636億20百万円増加し1兆5,847億70百万円となりました。また、銀行業における預金につきましては同109億18百万円増加し4兆295億84百万円となり、借入金は同961億13百万円増加し7,117億66百万円となりました。以上の結果、当第1四半期連結会計期間末の総資産は同476億53百万円増加し6兆1,713億75百万円となり、負債は同316億79百万円増加し5兆6,807億32百万円となりました。
(2)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。