四半期報告書-第39期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/14 15:20
【資料】
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【項目】
41項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当社は、当第3四半期連結累計期間において、国内では、10月からの消費増税に伴い政府が進めるキャッシュレス推進に合わせて獲得した会員さまに対し、継続してご利用いただけるよう、公共料金等引落登録やカードショッピング利用に関連した各種キャンペーンを実施しメインカード化を推進いたしました。さらには、資産形成サービス等の銀行商品のご提案によるクロスユースの促進にも繋げています。海外では、デジタルの活用による顧客基盤の拡大や営業、審査、回収における業務の効率化に努めました。
その結果、連結業績は、営業収益が3,561億20百万円(前年同期比109.8%)となりました。国内においては、キャッシュレス推進施策に伴う販売促進費用の増加、海外においては、現地または当社連結調整にてIFRS第9号「金融商品」を適用するタイ、マレーシア、香港を中心に、営業債権の積み上がりや経済環境の変化への対応等に伴う貸倒引当金繰入額の増加、また2019年11月1日に開示しておりますフィリピンの現地法人で判明した過年度における不適切会計の影響等により、営業利益は431億39百万円(同82.7%)、経常利益は437億63百万円(同83.2%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は222億43百万円(同74.9%)となりました。
上記取組みに係る主要な業績評価指数は、以下の通りであります。
2018年度2019年度
実績第3四半期実績計画
貸倒費用/収益(国内)7%7%7%
貸倒費用/収益(国際)23%31%22%
人件費/収益(国内)16%15%15%
人件費/収益(国際)15%14%14%

報告セグメントごとの損益状況につきましては、「国内」の「リテール」セグメントにおける営業収益は前第3四半期連結累計期間と比較して88億46百万円増加し1,508億52百万円となり、セグメント利益は同0百万円減少し95億3百万円となりました。「ソリューション」セグメントにおける営業収益は同114億57百万円増加し1,453億94百万円となり、セグメント利益は同17億19百万円減少し179億60百万円となりました。
また、「国際」の「中華圏」セグメントにおける営業収益は同3億45百万円減少し141億94百万円となり、セグメント利益は同9億円減少し44億92百万円となりました。「メコン圏」セグメントにおける営業収益は同80億64百万円増加し617億48百万円となり、セグメント利益は同10億49百万円減少し95億88百万円となりました。「マレー圏」セグメントにおける営業収益は同37億78百万円増加し381億66百万円となり、セグメント利益は同50億37百万円減少し43億16百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末の財政状態につきましては、営業貸付金は前連結会計年度末と比較して336億18百万円増加し8,841億27百万円となり、銀行業における貸出金は同777億23百万円増加し1兆6,627億13百万円となり、割賦売掛金は同2,294億33百万円増加し1兆6,825億93百万円となりました。また、銀行業における預金につきましては同3,096億3百万円増加し3兆7,787億38百万円となり、借入金は同1,090億49百万円増加し6,538億72百万円となりました。以上の結果、当第3四半期連結会計期間末の総資産は同6,090億84百万円増加し5兆8,631億64百万円となり、負債は同6,051億71百万円増加し5兆4,105億46百万円となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。