四半期報告書-第21期第1四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)

【提出】
2018/08/10 14:15
【資料】
PDFをみる
【項目】
23項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものです。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期累計期間における売上高は 1,206,544千円(対前年同期間比 1.0%減)、営業利益は 144,491千円(同 33.5%増)、経常利益は 143,544千円(同 35.1%増)、当期純利益は 97,851千円(同 36.0%増)となりました。
売上高については、前年同期間比で横ばいですが、これは既報の戦略である契約数量の増加を無為に追うのではなく、契約品質(契約単価金額)の顧客獲得シフトに注力している中で、カバーしている状態にあります。増益の要因は、人件費の減少と年間を通しての予算投下に対して、まだ大きな投資を伴わない時期でもあること、また進捗推移を見ながらの投資であることから増益となっております。今後も投資効果を最大化するため、戦略的かつ流動的にプロモーションを継続してまいります。
以下、サービス別の業績を説明いたします。
マーケティングサービス:
調査分析・コンサルティングに加え、ページ制作や宣伝広告のアウトソーシングを受託するマーケティングサービスは、受注受託額が増加したことにより売上高は 267,022千円(同 12.0%増)と続伸しましたが、企業が抱える人手不足やEC強化の課題解決に応えるため、さらに人材育成を強化し受注増を目指します。
販売システム:
販売システム(名称ショップサーブ)は、既報のとおり市場飽和状態の過当競争下で価格競争に陥って居る事から、引き続き、店舗数より単価を重視した戦略として来ました。そのため累計顧客店舗数は減少していますが、1顧客店舗当たりの流通額は 8%増加し、計画どおりに推移しております。結果、ストック売上高(月間固定料金)は 442,267千円(同 7.1%減)、フロウ売上高(商規模連動料金)は 486,247千円(同 1.7%減)となりました。
販促システム:
販促システム(名称バックストア群)は、今期より販売を強化してまいりました。結果、販促システムの売上高は 2,217千円と、売上、利益への貢献はまだ先となる計画です。また、このサービスは、ヒト依存が低く、契約顧客数が一定数を超えてくることで利益率が上がる構造となっているため、プロモーションやシステム開発などの投資を継続して行い、利用件数を増やしていきます。
メディア、その他:
メディア(名称パーク)については、既報のとおり注力外として来ています。これを含めたその他売上高は 8,790千円となっています。