四半期報告書-第25期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)

【提出】
2022/08/10 15:07
【資料】
PDFをみる
【項目】
37項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものです。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(4~6月)は、売上高1,363百万円(前年同期比0.7%減)、営業利益106百万円(前年同期比57.4%減)となりました。
旺盛なEC消費及び企業のDX投資は、今期も継続して拡大しており、これらを背景に当社グループの販売状況は堅調に推移しておりますが、以下の理由で減益となりました。
当第1四半期は、一部の大型EC向けシステム構築のプロジェクトにおいて、想定以上に開発費用が増加するケースが発生いたしました。また、サブスク型ECシステムについて新規機能の開発を積極的に進めました。これらの結果、売上総利益が前年同期に比べ87百万円減少いたしました。
また、中長期の需要増に応えるべく、開発や人材獲得のための先行投資やM&A候補企業に対する調査費用によって販管費は前年同期に比べ55百万円増加いたしました。
(参考)主な収益モデル別の売上高
(単位:百万円、%)
前4~6月期当4~6月期増減率
ECシステム1,0101,0281.7%
決済サービス210208△0.9%
マーケティングサービス151126△16.6%
合計1,3721,363△0.7%

(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、7,800百万円となりました。
当第1四半期連結会計期間末における財政状態は次のとおりです。
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末比で411百万円減少し、7,800百万円となりました。主な要因は、前年度に係る未払法人税等や配当金の支払及び借入金の返済によって、現金及び預金が333百万円減少したことによるものです。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末比で250百万円減少し、5,171百万円となりました。主な要因は、未払法人税等223百万円、長期借入金48百万円が減少したことによるものです。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末比で160百万円減少し、2,629百万円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益として37百万円を計上した一方、配当金の支払により201百万円減少したことによるものです。また、自己資本比率は32.3%(前連結会計年度末比 0.3ポイント減)となりました。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。