四半期報告書-第42期第3四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/08 15:48
【資料】
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【項目】
31項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
災害の後、祈る思いの秋晴れ、分断がない国を幸いと思います。
当第3四半期連結累計期間について、国内は、雇用・所得環境も堅調に推移していますが、設備投資と輸出の失速リスクが高まってきております。一方で、海外は、解決の糸口が見つからない米中貿易摩擦の影響が新興国を中心に広がり、欧州では英国の新政権のブレグジットを巡る混乱があり、先行き不透明な状況が続いております。
当社の属するIT業界は、戦略的なITの活用により事業変革を推進する動きが継続し、企業の情報化投資は堅調に拡大しております。多くの分野でクラウドサービスの普及に伴い、場所やデバイスを問わずデータにアクセスすることが増加、当社のビジネスであるセキュリティ分野では、不正アクセスからデータを防御する認証技術の重要性が増してきております。サイバー対策では、脅威の多様化および高度化が進む中、セキュリティ人材が不足し、セキュリティ業務の「標準化」、「自動化」、「省力化」による効率的な運用が課題になっています。
このような環境下、当社グループの業績について、売上高は11,842百万円(前年同期比9.8%増)となり、営業利益は714百万円(前年同期比21.3%増)、経常利益は634百万円(前年同期比20.5%増)となりました。また、前期計上した減損損失等の特殊要因が剥落したことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は376百万円(前年同期比899.4%増)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりです。
① ITセキュリティ事業
売上高は11,054百万円(前年同期比7.8%増)、セグメント利益は1,451百万円(前年同期比0.8%増)となりました。
当社主力製品であるネットワーク認証専用アプライアンス「NetAttest EPS」の販売が堅調に伸長し、増収増益となりました。当第3四半期は、高速データ分析プラットフォーム「Soliton NK(Soliton Network Knowledge)」の販売を開始しました。サイバーセキュリティ対策ではログの収集・分析が極めて重要です。「Soliton NK」は、個々ばらばらに収集・保存されているログ等を統合して高速に分析、活用することで現状の把握と適切な対策の立案が可能になります。また、ネットワークに繋ぐだけで不正接続デバイスを検知する「NetAttest LAP」のクラウド管理サービス 「NetAttest LAP Managed by cloud (NetAttest LAP Mbc)」の販売も開始しました。国内外の多数の拠点のネットワークの状況をクラウド上の管理画面で確認することができます。その他、当社が得意とする認証分野でセキュリティと効率性を両立する新たな統合認証サービスのリリースに向け準備を進めました。
② 映像コミュニケーション事業
売上高は689百万円(前年同期比61.0%増)、セグメント損失は7百万円(前年同期はセグメント損失160百万円)となりました。
「Smart-telecaster Zao-S」について、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの警備に向けた公共案件の売上を当第3四半期に計上しました。各県警からレンタル案件が増加しているほか、映像配信クラウドサービス「Zao Cloud View」もあわせて活用する案件も出てきております。また、消防庁等、他のパブリックセイフティ分野へも着実に広がりつつあります。
③ エコ・デバイス事業
売上高は97百万円(前年同期比6.1%減)、セグメント損失は162百万円(前年同期はセグメント損失159百万円)となりました。受託開発を縮小し、オリジナルの商品開発に力を注いでいます。
映像コミュニケーション事業と協力し取り組んでいる超短遅延映像伝送システムを応用したリモート運転について、建機のほか、様々なアプリケーションとの連携を推進しております。オリジナルの微小信号センサの販売や新製品の試作品の開発も継続して取り組みました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の当社グループの総資産につきましては、前連結会計年度末に比べて380百万円増加し、13,486百万円となりました。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて473百万円増加し、10,967百万円となりました。これは主に現金及び預金が1,072百万円増加した一方、受取手形及び売掛金が477百万円、商品及び製品が128百万円減少したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて92百万円減少し、2,519百万円となりました。これは主にソフトウエアが223百万円、投資その他の資産のその他が105百万円増加した一方、ソフトウエア仮勘定が338百万円、繰延税金資産が133百万円減少したことによるものであります。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて31百万円増加し、6,644百万円となりました。これは主に前受収益が394百万円、短期借入金が133百万円増加した一方、支払手形及び買掛金が216百万円、賞与引当金が119百万円、その他が108百万円減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて50百万円増加し、529百万円となりました。これは主に長期借入金が60百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
純資産の部については、前連結会計年度末に比べて298百万円増加し、6,312百万円となりました。これは主に、利益剰余金が186百万円、為替換算調整勘定が109百万円増加したことによるものであります。
なお自己資本比率は46.6%(前連結会計年度末比0.9ポイント増加)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更、または新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費は560百万円であり、この他売上原価に算入されているソフトウェア開発費用821百万円と合わせ、開発活動に関する費用の総額は、1,382百万円でした。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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