四半期報告書-第44期第2四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間において、先進国を中心にワクチン接種の促進による新型コロナウィルス感染症の収束の期待が高まるなか、足元では感染力の強い変異株が世界にまん延しつつあります。また、原材料価格の上昇や半導体の供給不足などの懸念材料もあり、依然として国内外の経済は不透明な状況が続いております。
一方、企業のDX化への投資意欲は引き続き高い水準です。テレワークやビジネスチャット、Web会議システムなどを活用して、デジタル上の職場環境である「デジタルワークプレイス」の構築が進みつつあります。この「デジタルワークプレイス」を安心、安全なものにするため、全ての社員とエンドポイントのデバイス群をカバーするセキュリティ対策が増々、重要になってきております。
このような環境下、売上高は8,697百万円(前年同期比15.2%増)、営業利益は1,235百万円(前年同期比127.0%増)、経常利益は1,309百万円(前年同期比138.2%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は930百万円(前年同期比178.0%増)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりです。
① ITセキュリティ事業
売上高は8,228百万円(前年同期比16.9%増)、セグメント利益は1,714百万円(前年同期比63.0%増)となりました。
自社製品/サービスを中心に販売を行い、セグメント売上高と利益は増収増益となりました。また、当四半期に新クラウドサービスとして「InfoTrace 360」の販売を開始しました。当該クラウドサービスは、「デジタルワークプレイス」で「誰が」「いつ」「何を」しているかを可視化、情報管理の状況や勤務実態、働く環境を把握の上、その改善や最適化を支援するサービスです。さらに、製造現場におけるサイバーセキュリティ対策を意識した新サービス「マネージドSoliton NK (Network Knowledge)」の販売も開始しました。製造現場はこれまでITシステム(情報系システム)とは接続されておらず、独立したネットワークとなっておりました。最近、DX化のトレンドと共にネットが融合しつつあり、サイバー攻撃のリスクが増加しております。当該サービスは、製造現場のネットワークを流れている全パケットを取得/保存し,分析や可視化などを行うものとなっています。
② 映像コミュニケーション事業
売上高は392百万円(前年同期比14.6%減)、セグメント損失は26百万円(前年同期はセグメント利益18百万円)となりました。
新型コロナウィルス感染症の再拡大で、オリンピック聖火リレーの警備や野外イベント向けのレンタルがキャンセルになったこと等によりセグメント売上高と利益は減収減益となりました。しかしながら、豪雨災害の現場では「Smart-telecaster ZAO-S」を搭載したドローンが多く活用され、国内のパブリックセイフティ分野(防災、治安、危機管理)では当社製品/サービスの有用性の認知は高まっております。なお、高画質な映像を共有させる「Zao Cloud View」映像配信プラットフォームのサービスは今後、格段のマーケティング活動が求められると認識されています。
③ Eco 新規事業開発
売上高は76百万円(前年同期比43.9%増)、セグメント損失は104百万円(前年同期はセグメント損失126百万円)となりました。
半導体の供給不安の影響で、人感センサーを前倒しで販売したことにより、セグメント売上高は増収となり利益の赤字幅は縮小しました。また、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に、当社提案の超低消費電力のアナログエッジAIの開発が採択されました。数百μW以下の超低消費電力で動作し、各種センサーへの統合が可能なアナログエッジAIチップの開発を行います。
(2)財政状態に関する説明
資産、負債、純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末の当社グループの総資産につきましては、前連結会計年度末に比べて178百万円増加し、16,192百万円となりました。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて115百万円増加し、12,559百万円となりました。これは主に現金及び預金が1,422百万円増加した一方、受取手形及び売掛金が836百万円、電子記録債権が333百万円、商品及び製品が110百万円減少したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて62百万円増加し、3,632百万円となりました。これは主に投資その他の資産のその他が172百万円、ソフトウエア仮勘定が139百万円増加した一方、ソフトウエアが124百万円、繰延税金資産が103百万円減少したことによるものであります。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて340百万円減少し、8,381百万円となりました。これは主に前受収益が795
百万円増加した一方、支払手形及び買掛金が317百万円、賞与引当金が271百万円、未払金が188百万円、未払法人税等が184百万円、流動負債のその他が111百万円減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて112百万円減少し、147百万円となりました。これは主に長期未払金が76百万円、長期借入金が25百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産の部については、前連結会計年度末に比べて631百万円増加し、7,663百万円となりました。これは主に利益剰余金が800百万円増加した一方、自己株式を114百万円取得したこと等によるものであります。
なお自己資本比率は47.2%(前連結会計年度末比3.4ポイント増加)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,422百万円増加し、8,727百万円になりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動から獲得した資金は2,049百万円となりました。
収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益1,357百万円、売上債権の減少1,173百万円、前受収益の増加789百万円、たな卸資産の減少100百万円等であります。支出の主な内訳は、法人税等の支払額484百万円、仕入債務の減少319百万円、賞与引当金の減少271百万円、未払金の減少199百万円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動で使用した資金は337百万円となりました。
支出の主な内訳は、出資金の払込による支出166百万円、無形固定資産の取得による支出143百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動で使用した資金は298百万円となりました。
支出の主な内訳は、配当金の支払額130百万円、自己株式取得による支出114百万円等であります。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更、または新たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費は436百万円であり、この他売上原価に算入されているソフトウエア開発費用694百万円と合わせ、開発活動に関する費用の総額は、1,131百万円でした。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間において、先進国を中心にワクチン接種の促進による新型コロナウィルス感染症の収束の期待が高まるなか、足元では感染力の強い変異株が世界にまん延しつつあります。また、原材料価格の上昇や半導体の供給不足などの懸念材料もあり、依然として国内外の経済は不透明な状況が続いております。
一方、企業のDX化への投資意欲は引き続き高い水準です。テレワークやビジネスチャット、Web会議システムなどを活用して、デジタル上の職場環境である「デジタルワークプレイス」の構築が進みつつあります。この「デジタルワークプレイス」を安心、安全なものにするため、全ての社員とエンドポイントのデバイス群をカバーするセキュリティ対策が増々、重要になってきております。
このような環境下、売上高は8,697百万円(前年同期比15.2%増)、営業利益は1,235百万円(前年同期比127.0%増)、経常利益は1,309百万円(前年同期比138.2%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は930百万円(前年同期比178.0%増)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりです。
① ITセキュリティ事業
売上高は8,228百万円(前年同期比16.9%増)、セグメント利益は1,714百万円(前年同期比63.0%増)となりました。
自社製品/サービスを中心に販売を行い、セグメント売上高と利益は増収増益となりました。また、当四半期に新クラウドサービスとして「InfoTrace 360」の販売を開始しました。当該クラウドサービスは、「デジタルワークプレイス」で「誰が」「いつ」「何を」しているかを可視化、情報管理の状況や勤務実態、働く環境を把握の上、その改善や最適化を支援するサービスです。さらに、製造現場におけるサイバーセキュリティ対策を意識した新サービス「マネージドSoliton NK (Network Knowledge)」の販売も開始しました。製造現場はこれまでITシステム(情報系システム)とは接続されておらず、独立したネットワークとなっておりました。最近、DX化のトレンドと共にネットが融合しつつあり、サイバー攻撃のリスクが増加しております。当該サービスは、製造現場のネットワークを流れている全パケットを取得/保存し,分析や可視化などを行うものとなっています。
② 映像コミュニケーション事業
売上高は392百万円(前年同期比14.6%減)、セグメント損失は26百万円(前年同期はセグメント利益18百万円)となりました。
新型コロナウィルス感染症の再拡大で、オリンピック聖火リレーの警備や野外イベント向けのレンタルがキャンセルになったこと等によりセグメント売上高と利益は減収減益となりました。しかしながら、豪雨災害の現場では「Smart-telecaster ZAO-S」を搭載したドローンが多く活用され、国内のパブリックセイフティ分野(防災、治安、危機管理)では当社製品/サービスの有用性の認知は高まっております。なお、高画質な映像を共有させる「Zao Cloud View」映像配信プラットフォームのサービスは今後、格段のマーケティング活動が求められると認識されています。
③ Eco 新規事業開発
売上高は76百万円(前年同期比43.9%増)、セグメント損失は104百万円(前年同期はセグメント損失126百万円)となりました。
半導体の供給不安の影響で、人感センサーを前倒しで販売したことにより、セグメント売上高は増収となり利益の赤字幅は縮小しました。また、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に、当社提案の超低消費電力のアナログエッジAIの開発が採択されました。数百μW以下の超低消費電力で動作し、各種センサーへの統合が可能なアナログエッジAIチップの開発を行います。
(2)財政状態に関する説明
資産、負債、純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末の当社グループの総資産につきましては、前連結会計年度末に比べて178百万円増加し、16,192百万円となりました。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて115百万円増加し、12,559百万円となりました。これは主に現金及び預金が1,422百万円増加した一方、受取手形及び売掛金が836百万円、電子記録債権が333百万円、商品及び製品が110百万円減少したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて62百万円増加し、3,632百万円となりました。これは主に投資その他の資産のその他が172百万円、ソフトウエア仮勘定が139百万円増加した一方、ソフトウエアが124百万円、繰延税金資産が103百万円減少したことによるものであります。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて340百万円減少し、8,381百万円となりました。これは主に前受収益が795
百万円増加した一方、支払手形及び買掛金が317百万円、賞与引当金が271百万円、未払金が188百万円、未払法人税等が184百万円、流動負債のその他が111百万円減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて112百万円減少し、147百万円となりました。これは主に長期未払金が76百万円、長期借入金が25百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産の部については、前連結会計年度末に比べて631百万円増加し、7,663百万円となりました。これは主に利益剰余金が800百万円増加した一方、自己株式を114百万円取得したこと等によるものであります。
なお自己資本比率は47.2%(前連結会計年度末比3.4ポイント増加)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,422百万円増加し、8,727百万円になりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動から獲得した資金は2,049百万円となりました。
収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益1,357百万円、売上債権の減少1,173百万円、前受収益の増加789百万円、たな卸資産の減少100百万円等であります。支出の主な内訳は、法人税等の支払額484百万円、仕入債務の減少319百万円、賞与引当金の減少271百万円、未払金の減少199百万円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動で使用した資金は337百万円となりました。
支出の主な内訳は、出資金の払込による支出166百万円、無形固定資産の取得による支出143百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動で使用した資金は298百万円となりました。
支出の主な内訳は、配当金の支払額130百万円、自己株式取得による支出114百万円等であります。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更、または新たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費は436百万円であり、この他売上原価に算入されているソフトウエア開発費用694百万円と合わせ、開発活動に関する費用の総額は、1,131百万円でした。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。