四半期報告書-第12期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/14 15:31
【資料】
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【項目】
41項目
文中における将来に関する事項は、当四半期報告書提出日(2020年2月14日)現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間の雇用情勢においては、慢性的な人手不足により2019年12月の有効求人倍率は1.57倍と高止まりが続きましたが、海外情勢の不透明感を受け、一部の業種で採用を抑制する動きが見られました。また、アジア・パシフィック地域においては、米中貿易摩擦を主因とした中国経済の鈍化や周辺諸国経済への影響に対する懸念が広がったことに加え、豪州経済の低迷が続きました。
このような環境のもと、当社グループの当第3四半期連結累計期間における売上高は721,160百万円(前年同期比5.2%増)、営業利益は28,403百万円(同11.4%減)、経常利益は28,748百万円(同10.7%減)となりました。
売上高は、リクルーティングセグメントにおけるアルバイト・パート求人メディア事業(以下「an」事業)は2019年11月末にサービスを終了し減収となったものの、当社グループの主力事業の一つである派遣・BPOセグメントやアジア・パシフィック地域で人材派遣を中心とした人材サービスを提供するPERSOLKELLYセグメント等で増収となりました。
営業利益は、前年同期に比べ、派遣・BPOセグメントで増益となりましたが、他セグメントの収益性の悪化により、減益となりました。特に、海外事業において、PROGRAMMEDセグメント(豪州にてスタッフィングおよびメンテナンス事業を展開)は、豪州経済の低成長および豪ドル安の影響を受け、スタッフィング事業の収益性が悪化したこと、またPERSOLKELLYセグメントにおいて、豪州で発生したシステムトラブルにより減益となりました。なお、システムトラブルは、2019年12月末時点で終息しております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の営業利益は減益となり、その影響を受けて経常利益も減益となりました。
特別損失として、第2四半期連結会計期間にPROGRAMMEDセグメントのスタッフィング事業ののれん等に関して減損損失を計上したことや、第3四半期連結累計期間において「an」事業終了に係る事業再編損を計上したこと等により、当第3四半期累計期間における親会社株主に帰属する四半期純損失は、654百万円(前年同期は四半期純利益18,738百万円)となりました。
セグメントの業績(セグメント間内部取引消去前)は次のとおりであります。
① 派遣・BPOセグメント
当第3四半期連結累計期間における当該セグメントの業績は、売上高407,580百万円(前年同期比7.7%増)、営業利益19,117百万円(同6.1%増)となりました。
前連結会計年度に続き、主に構造的な人手不足を背景に、派遣スタッフに対する顧客の需要は堅調に推移しましたが、一部の製造業で人件費の抑制を図る動きが見られました。売上高は、前年同期に比べ9ヶ月累計での稼働日が4日少なかったものの、積極的な営業活動により稼働者人数が増加したことに加え、前期第4四半期期初に買収したアヴァンティスタッフが連結寄与したことで増収となりました。営業利益は稼働者数の増加等により、増益となりました。
② リクルーティングセグメント
当第3四半期連結累計期間における当該セグメントの業績は、売上高63,923百万円(前年同期比2.7%増)、営業利益10,367百万円(同3.7%減)となりました。
売上高は、上期までの人材紹介事業および「an」事業の売上増を反映し、増収となりました。営業利益は、主に「an」事業の人員は配置転換したものの、売上高に対する人件費率が上昇した結果、減益となりました。
③ PROGRAMMEDセグメント
当第3四半期連結累計期間における当該セグメントの業績は、売上高140,194百万円(前年同期比7.4%減)、営業損失502百万円(前年同期は営業利益237百万円)となりました。
メンテナンス事業は、引き続き長期の大型施設メンテナンス案件の寄与があり増収となりましたが、スタッフィング事業は、豪州経済の減速の影響を受け減収となり、豪ドル安の影響もあったことから、セグメント全体の売上高は減収となりました。営業損益は、スタッフィング事業が低迷していること、一過性の人件費を計上したこと等により損失となりました。
④ PERSOLKELLYセグメント
当第3四半期連結累計期間における当該セグメントの業績は、売上高62,642百万円(前年同期比12.9%増)、営業損失356百万円(前年同期は営業利益647百万円)となりました。
売上高は、アジア・パシフィック地域の経済成長に伴い、豪州以外の地域において派遣事業を中心とした人材サービスが伸長した結果、増収となりました。営業損益は、主に豪州地域でのシステムトラブルの対応により生じた費用を計上したこと等で損失となりました。
⑤ ITOセグメント
当第3四半期連結累計期間における当該セグメントの業績は、売上高29,698百万円(前年同期比24.4%増)、営業利益660百万円(同21.8%減)となりました。
売上高は、旺盛なITソリューション需要により増収となりました。営業利益は、増大するクライアントニーズに応えるため採用を強化するとともに、従業員の待遇改善を努めた結果、減益となりました。
⑥ エンジニアリングセグメント
当第3四半期連結累計期間における当該セグメントの業績は、売上高21,187百万円(前年同期比0.9%減)、営業利益1,253百万円(同31.0%減)となりました。
売上高は、米中貿易摩擦の影響で製造業全体の需要が落ち込む中で、クライアント企業に対する提案を積極的に行った結果、前年同期と同等の水準の売上高となりました。一方、営業利益は、売上高のサービス構成の変化に伴う収益性の低下もあり、減益となりました。
(2)資産、負債及び純資産の状況
総資産は前連結会計年度末に比べ24,951百万円の減少となりました。流動資産は9,440百万円減少し、固定資産は15,510百万円減少いたしました。流動資産の主な減少要因は、現金及び預金が6,333百万円減少したこと等であります。固定資産の主な減少要因は、のれんが18,567百万円減少したこと等であります。
負債は前連結会計年度末に比べ8,348百万円の減少となりました。流動負債は454百万円減少し、固定負債は7,893百万円減少いたしました。流動負債の主な減少要因は、1年内返済予定の長期借入金が10,000百万円増加した一方、未払法人税等が8,088百万円、賞与引当金が4,683百万円減少したこと等であります。固定負債の主な減少要因は、リース債務が2,077百万円増加した一方、長期借入金が10,020百万円減少したこと等であります。
純資産は前連結会計年度末に比べ16,602百万円減少となりました。これは主に剰余金の配当7,003百万円の支払、親会社株主に帰属する四半期純損失654百万円の計上等により、利益剰余金が7,657百万円減少、自己株式が4,985百万円増加、為替換算調整勘定が4,487百万円減少したこと等によるものであります。
第12期
第3四半期連結累計期間
第11期
総資産四半期(当期)純利益率(ROA)0.0%6.8%
自己資本四半期(当期)純利益率(ROE)△0.4%16.2%
売上高営業利益率3.9%4.8%
売上高経常利益率4.0%4.8%
流動比率138.7%144.8%
固定比率105.0%103.5%
自己資本比率40.1%42.0%
総資産345,888百万円370,839百万円
自己資本138,596百万円155,593百万円
現金及び現金同等物の期末残高62,649百万円68,969百万円

(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第3四半期連結累計期間における資本の財源及び資金の流動性の重要な変更はありません。

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