四半期報告書-第66期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第3四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における内外経済は、新型コロナウイルスワクチンの普及により、経済・社会活動が徐々に再開された一方で、欧米や中国などで変異株による感染再拡大が進むなど、先行き不透明な状況が続いております。
この環境下、当第3四半期連結累計期間の売上高は、時計が1,199億円(前年同四半期比21.2%増)、コンシューマが605億円(前年同四半期比19.2%増)、システムが96億円(前年同四半期比27.9%減)、その他が41億円(前年同四半期比22.9%増)で1,942億円(前年同四半期比16.7%増)となりました。
時計は、第2四半期に発生した東南アジア地域における部材メーカー稼働制限に伴う生産影響を引き続き受けましたが、需要は回復傾向にあり、増収となりました。「G-SHOCK」は『2100』シリーズがグローバルに人気を博した上、『GWG-2000』や『MTG-B2000XMG』など高価格帯の新製品も好調に推移しました。
教育は、東南アジアや中南米を中心に休校や在宅授業が続きましたが、インドや中近東で対面授業が一部再開したことによる需要を取り込むなど、電卓、辞書ともに増収となりました。楽器は「Slim&Smart」モデルを中心に好調が継続し、増収となりました。
システムは、主な市場である国内において、コロナ影響による商談の延期などを受け、減収となりました。
営業利益は、時計が243億円(前年同四半期比28.7%増)、コンシューマが49億円(前年同四半期比144.9%増)、システムが18億円の営業損失(前年同四半期 営業損失38億円)、その他が2億円(前年同四半期比13.9%増)、調整額が△75億円で200億円(前年同四半期比80.0%増)となりました。
また、経常利益は208億円(前年同四半期比78.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は148億円(前年同四半期比47.2%増)、1株当たり四半期純利益(EPS)は61円08銭となりました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、棚卸資産の増加などにより、前連結会計年度末比69億円増加の3,389億円となりました。純資産は、前連結会計年度末比51億円増加の2,170億円となりました。その結果、自己資本比率は64.0%となりました。
当グループ(当社及び当社の関係会社)は、今後も引き続き事業資産の効率的運営の徹底を図り、安定的かつ強靭な財務体質の構築に取り組みます。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当グループ(当社及び当社の関係会社)が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費は4,892百万円であります。
当グループ(当社及び連結子会社)は、「創造 貢献」を経営理念に掲げ、独創的な製品の開発を通じて社会に貢献することを目指し、積極的な研究開発活動を行っております。
研究開発体制は、開発本部と技術本部により構成されております。
当第3四半期連結累計期間においては、開発本部に事業開発センターとスポーツ健康インキュベーションセンターを統合・再編し、長期的視野に立脚した基礎研究・要素技術開発を行うとともに、新しい価値を創造する開発力の強化を図ります。一方、品目を横断した技術力の活用効率最大化のため、開発本部から機能別組織を移管し技術本部を新設しました。
主な成果は次のとおりであります。
(時計)
◎ 積層模様のマルチカラーカーボンベゼルの“MT-G”
耐衝撃ウオッチ“G-SHOCK”の新製品として、メタルと樹脂を融合させた“MT-G”シリーズの「MTG-B2000XMG」を開発しました。
カーボンとカラーグラスファイバーをランダムに積層し、削り出してベゼルを成形する新たな手法で製造しています。火山活動や地殻変動により堆積した地層の鉱物が酸化することでさまざまな色に変化したレインボーマウンテンの神秘的な色彩美を、積層模様のマルチカラーのベゼルで表現しました。削り出す部分により柄の見え方が異なるため、一点ごとに固有の風合いを楽しむことができます。
(コンシューマ)
◎ 歌声を演奏できる新感覚の電子キーボード
電子キーボード“Casiotone”の新製品として、新しい当社独自の音源技術を搭載し、鍵盤で歌声を演奏できる「CT-S1000V」を開発しました。
新開発の音源技術“Vocal Synthesis(ボーカルシンセシス)”は、膨大な歌声のデータを基に歌い方をシミュレーションして歌詞のフレーズを生成、声色のデータと掛け合わせることで、滑らかな人間の歌声を生み出すことを実現しています。これにより、特別な演奏スキルや細かい調整を必要とせず、歌詞の情報とボーカル音色を組み合わせて作った歌声を演奏できます。
あらかじめ設定した歌詞フレーズを、鍵盤演奏の音程やハーモニーに合わせて自動的に歌わせる演奏方法もできるため、歌詞と演奏にずれが生じず、歌詞に縛られない自由な演奏が実現しました。
(4) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、生産及び販売の実績に著しい変動がありました。その内容については、「(1) 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
① 生産実績
当第3四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。
② 受注実績
当グループ(当社及び連結子会社)は見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
③ 販売実績
当第3四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) セグメント間の取引については相殺消去しております。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第3四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における内外経済は、新型コロナウイルスワクチンの普及により、経済・社会活動が徐々に再開された一方で、欧米や中国などで変異株による感染再拡大が進むなど、先行き不透明な状況が続いております。
この環境下、当第3四半期連結累計期間の売上高は、時計が1,199億円(前年同四半期比21.2%増)、コンシューマが605億円(前年同四半期比19.2%増)、システムが96億円(前年同四半期比27.9%減)、その他が41億円(前年同四半期比22.9%増)で1,942億円(前年同四半期比16.7%増)となりました。
時計は、第2四半期に発生した東南アジア地域における部材メーカー稼働制限に伴う生産影響を引き続き受けましたが、需要は回復傾向にあり、増収となりました。「G-SHOCK」は『2100』シリーズがグローバルに人気を博した上、『GWG-2000』や『MTG-B2000XMG』など高価格帯の新製品も好調に推移しました。
教育は、東南アジアや中南米を中心に休校や在宅授業が続きましたが、インドや中近東で対面授業が一部再開したことによる需要を取り込むなど、電卓、辞書ともに増収となりました。楽器は「Slim&Smart」モデルを中心に好調が継続し、増収となりました。
システムは、主な市場である国内において、コロナ影響による商談の延期などを受け、減収となりました。
営業利益は、時計が243億円(前年同四半期比28.7%増)、コンシューマが49億円(前年同四半期比144.9%増)、システムが18億円の営業損失(前年同四半期 営業損失38億円)、その他が2億円(前年同四半期比13.9%増)、調整額が△75億円で200億円(前年同四半期比80.0%増)となりました。
また、経常利益は208億円(前年同四半期比78.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は148億円(前年同四半期比47.2%増)、1株当たり四半期純利益(EPS)は61円08銭となりました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、棚卸資産の増加などにより、前連結会計年度末比69億円増加の3,389億円となりました。純資産は、前連結会計年度末比51億円増加の2,170億円となりました。その結果、自己資本比率は64.0%となりました。
当グループ(当社及び当社の関係会社)は、今後も引き続き事業資産の効率的運営の徹底を図り、安定的かつ強靭な財務体質の構築に取り組みます。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当グループ(当社及び当社の関係会社)が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費は4,892百万円であります。
当グループ(当社及び連結子会社)は、「創造 貢献」を経営理念に掲げ、独創的な製品の開発を通じて社会に貢献することを目指し、積極的な研究開発活動を行っております。
研究開発体制は、開発本部と技術本部により構成されております。
当第3四半期連結累計期間においては、開発本部に事業開発センターとスポーツ健康インキュベーションセンターを統合・再編し、長期的視野に立脚した基礎研究・要素技術開発を行うとともに、新しい価値を創造する開発力の強化を図ります。一方、品目を横断した技術力の活用効率最大化のため、開発本部から機能別組織を移管し技術本部を新設しました。
主な成果は次のとおりであります。
(時計)
◎ 積層模様のマルチカラーカーボンベゼルの“MT-G”
耐衝撃ウオッチ“G-SHOCK”の新製品として、メタルと樹脂を融合させた“MT-G”シリーズの「MTG-B2000XMG」を開発しました。
カーボンとカラーグラスファイバーをランダムに積層し、削り出してベゼルを成形する新たな手法で製造しています。火山活動や地殻変動により堆積した地層の鉱物が酸化することでさまざまな色に変化したレインボーマウンテンの神秘的な色彩美を、積層模様のマルチカラーのベゼルで表現しました。削り出す部分により柄の見え方が異なるため、一点ごとに固有の風合いを楽しむことができます。
(コンシューマ)
◎ 歌声を演奏できる新感覚の電子キーボード
電子キーボード“Casiotone”の新製品として、新しい当社独自の音源技術を搭載し、鍵盤で歌声を演奏できる「CT-S1000V」を開発しました。
新開発の音源技術“Vocal Synthesis(ボーカルシンセシス)”は、膨大な歌声のデータを基に歌い方をシミュレーションして歌詞のフレーズを生成、声色のデータと掛け合わせることで、滑らかな人間の歌声を生み出すことを実現しています。これにより、特別な演奏スキルや細かい調整を必要とせず、歌詞の情報とボーカル音色を組み合わせて作った歌声を演奏できます。
あらかじめ設定した歌詞フレーズを、鍵盤演奏の音程やハーモニーに合わせて自動的に歌わせる演奏方法もできるため、歌詞と演奏にずれが生じず、歌詞に縛られない自由な演奏が実現しました。
(4) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、生産及び販売の実績に著しい変動がありました。その内容については、「(1) 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
① 生産実績
当第3四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(百万円) | 前年同四半期比(%) |
| 時計 | 117,384 | 37.1 |
| コンシューマ | 57,267 | 22.2 |
| システム | 6,685 | △34.2 |
| その他 | 2,667 | 28.9 |
| 合計 | 184,003 | 27.2 |
(注) 金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。
② 受注実績
当グループ(当社及び連結子会社)は見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
③ 販売実績
当第3四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(百万円) | 前年同四半期比(%) |
| 時計 | 119,909 | 21.2 |
| コンシューマ | 60,521 | 19.2 |
| システム | 9,647 | △27.9 |
| その他 | 4,134 | 22.9 |
| 合計 | 194,211 | 16.7 |
(注) セグメント間の取引については相殺消去しております。