四半期報告書-第67期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における内外経済は、新型コロナウイルス感染症の影響は徐々に緩和に向かっているものの、半導体をはじめとした部品価格及びエネルギー価格の高騰、また、欧米におけるインフレ高進や、中国における主要都市のロックダウンによる経済成長の鈍化など、先行きが不透明な状況が続いております。
この環境下、当第1四半期連結累計期間の売上高は、時計が367億円(前年同四半期比0.6%減)、コンシューマが205億円(前年同四半期比12.8%増)、システムが26億円(前年同四半期比9.2%減)、その他が12億円(前年同四半期比3.8%増)で、612億円(前年同四半期比3.2%増)となりました。
時計は「G-SHOCK」の『GM-2100』が引き続き人気を博しましたが、中国ゼロコロナ政策に伴う需要減の影響などを受け、売上高は微減となりました。
教育は、電子辞書は国内で販売会が中止されるなど継続してコロナ影響を受けましたが、関数電卓は中南米やASEANでの対面授業再開に伴う需要の取り込みや欧州での売上拡大があり、増収となりました。楽器は「Slim&Smart」モデルが引き続き好調の一方、ロシア・東欧向け販売減の影響などにより、減収となりました。
システムは、主な市場である国内において、コロナ影響による需要減退の影響を受け、減収となりました。
営業利益は、時計が55億円(前年同四半期比24.2%減)、コンシューマが18億円(前年同四半期比30.9%増)、システムが8億円の営業損失(前年同四半期 営業損失7億円)、その他が1億円(前年同四半期比56.5%増)、調整額が△18億円で48億円(前年同四半期比16.9%減)となりました。
また、経常利益は56億円(前年同四半期比6.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は42億円(前年同四半期比2.0%減)、1株当たり四半期純利益(EPS)は17円60銭となりました。
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、棚卸資産の増加などにより、前連結会計年度末比32億円増加の3,405億円となりました。純資産は、前連結会計年度末比27億円増加の2,216億円となりました。その結果、自己資本比率は前連結会計年度末比0.2ポイント増の65.1%に上昇しました。
当グループ(当社及び当社の関係会社)は今後も引き続き事業資産の効率的運営の徹底を図り、安定的かつ強靭な財務体質の構築に取り組みます。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当グループ(当社及び当社の関係会社)が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費は1,308百万円であります。
当グループ(当社及び連結子会社)は、「創造 貢献」を経営理念に掲げ、独創的な製品の開発を通じて社会に貢献することを目指し、積極的な研究開発活動を行っております。
研究開発体制は、開発本部と技術本部により構成され、当第1四半期連結累計期間においては、より効率的な開発推進を実行するために技術本部の組織体制強化を図っています。
主な成果は次のとおりであります。
(時計)
◎ 薄型化を実現した耐衝撃ウオッチ“MT-G”
耐衝撃ウオッチ“G-SHOCK”の新製品として、従来の“MT-G”より2mm以上薄い12.1mmのケース厚を実現した「MTG-B3000」を開発・発売しました。
「MTG-B3000」は、高密度実装技術を駆使した“G-SHOCK”のソーラークロノグラフとして最薄となる新開発のモジュールを採用。さらに、カーボン繊維強化樹脂ケースをメタルパーツで覆う「デュアルコアガード構造」を進化させ、裏蓋がケース側面まで覆う立体的な形状にすることで、りゅうず・ボタン等を保護する役割を持たせながら薄さを追求し、装着性に優れたメタルモデルに仕上げました。
(システム)
◎ 小規模店舗のDX化を支援するサブスクリプションサービス
小規模店舗向けのサブスクリプションサービスとして、タブレットレジ「EZネットレジ」、決済サービス「EZキャッシュレス」、来街者の行動パターンを収集・分析できる「商店街EZパッケージプラン」を開発・提供しました。
「EZネットレジ」は、直感的に使える操作性と設置場所を選ばないコンパクトな設計が特長です。クラウド上でリアルタイムに売上データの集計・分析やグループ店舗のデータが管理でき、店舗運営に役立ちます。また、「EZキャッシュレス」は、クレジットカード、電子マネー、QRコードといった多様な支払い方法に対応し、現金とキャッシュレスを一元管理できる決済サービスです。レジと電子決済端末の連動により、二度打ちの必要がないため金額の打ち間違いを防止できるほか、スピーディーな会計を実現します。
「商店街EZパッケージプラン」は、個店向けのオンライン講習や商店街の来街人数・属性を収集・分析できるサービスを提供する商店街単位でのDX化を支援するパッケージプランです。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における内外経済は、新型コロナウイルス感染症の影響は徐々に緩和に向かっているものの、半導体をはじめとした部品価格及びエネルギー価格の高騰、また、欧米におけるインフレ高進や、中国における主要都市のロックダウンによる経済成長の鈍化など、先行きが不透明な状況が続いております。
この環境下、当第1四半期連結累計期間の売上高は、時計が367億円(前年同四半期比0.6%減)、コンシューマが205億円(前年同四半期比12.8%増)、システムが26億円(前年同四半期比9.2%減)、その他が12億円(前年同四半期比3.8%増)で、612億円(前年同四半期比3.2%増)となりました。
時計は「G-SHOCK」の『GM-2100』が引き続き人気を博しましたが、中国ゼロコロナ政策に伴う需要減の影響などを受け、売上高は微減となりました。
教育は、電子辞書は国内で販売会が中止されるなど継続してコロナ影響を受けましたが、関数電卓は中南米やASEANでの対面授業再開に伴う需要の取り込みや欧州での売上拡大があり、増収となりました。楽器は「Slim&Smart」モデルが引き続き好調の一方、ロシア・東欧向け販売減の影響などにより、減収となりました。
システムは、主な市場である国内において、コロナ影響による需要減退の影響を受け、減収となりました。
営業利益は、時計が55億円(前年同四半期比24.2%減)、コンシューマが18億円(前年同四半期比30.9%増)、システムが8億円の営業損失(前年同四半期 営業損失7億円)、その他が1億円(前年同四半期比56.5%増)、調整額が△18億円で48億円(前年同四半期比16.9%減)となりました。
また、経常利益は56億円(前年同四半期比6.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は42億円(前年同四半期比2.0%減)、1株当たり四半期純利益(EPS)は17円60銭となりました。
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、棚卸資産の増加などにより、前連結会計年度末比32億円増加の3,405億円となりました。純資産は、前連結会計年度末比27億円増加の2,216億円となりました。その結果、自己資本比率は前連結会計年度末比0.2ポイント増の65.1%に上昇しました。
当グループ(当社及び当社の関係会社)は今後も引き続き事業資産の効率的運営の徹底を図り、安定的かつ強靭な財務体質の構築に取り組みます。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当グループ(当社及び当社の関係会社)が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費は1,308百万円であります。
当グループ(当社及び連結子会社)は、「創造 貢献」を経営理念に掲げ、独創的な製品の開発を通じて社会に貢献することを目指し、積極的な研究開発活動を行っております。
研究開発体制は、開発本部と技術本部により構成され、当第1四半期連結累計期間においては、より効率的な開発推進を実行するために技術本部の組織体制強化を図っています。
主な成果は次のとおりであります。
(時計)
◎ 薄型化を実現した耐衝撃ウオッチ“MT-G”
耐衝撃ウオッチ“G-SHOCK”の新製品として、従来の“MT-G”より2mm以上薄い12.1mmのケース厚を実現した「MTG-B3000」を開発・発売しました。
「MTG-B3000」は、高密度実装技術を駆使した“G-SHOCK”のソーラークロノグラフとして最薄となる新開発のモジュールを採用。さらに、カーボン繊維強化樹脂ケースをメタルパーツで覆う「デュアルコアガード構造」を進化させ、裏蓋がケース側面まで覆う立体的な形状にすることで、りゅうず・ボタン等を保護する役割を持たせながら薄さを追求し、装着性に優れたメタルモデルに仕上げました。
(システム)
◎ 小規模店舗のDX化を支援するサブスクリプションサービス
小規模店舗向けのサブスクリプションサービスとして、タブレットレジ「EZネットレジ」、決済サービス「EZキャッシュレス」、来街者の行動パターンを収集・分析できる「商店街EZパッケージプラン」を開発・提供しました。
「EZネットレジ」は、直感的に使える操作性と設置場所を選ばないコンパクトな設計が特長です。クラウド上でリアルタイムに売上データの集計・分析やグループ店舗のデータが管理でき、店舗運営に役立ちます。また、「EZキャッシュレス」は、クレジットカード、電子マネー、QRコードといった多様な支払い方法に対応し、現金とキャッシュレスを一元管理できる決済サービスです。レジと電子決済端末の連動により、二度打ちの必要がないため金額の打ち間違いを防止できるほか、スピーディーな会計を実現します。
「商店街EZパッケージプラン」は、個店向けのオンライン講習や商店街の来街人数・属性を収集・分析できるサービスを提供する商店街単位でのDX化を支援するパッケージプランです。