臨時報告書

【提出】
2016/05/12 15:02
【資料】
PDFをみる

提出理由

当社及び連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生したため、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

中国販売子会社における売上割戻し及び販売促進費並びにこれに関連する特別損失の計上
(1)当該事象の発生年月日
平成28年5月12日
(2)当該事象の内容
当社の中国販売子会社(夏普商貿(中国)有限公司)において、第4四半期における売上高の大幅な減少に伴う今後の取引方針の変更等により発生する売上割戻し及び販売促進費を売上高の控除並びに販売費及び一般管理費として処理し、そのうち、将来における支払見積額が販売促進引当金として計上されました。
その結果などにより、同社は債務超過となったため、当社個別決算において、関係会社事業損失引当金繰入額を特別損失に計上するとともに、同社に出資している別の中国子会社(夏普(中国)投資有限公司)出資金について、関係会社出資金評価損を特別損失に計上いたしました。
(3)当該事象の損益に与える影響額
平成28年3月期第4四半期の連結決算において、33,085百万円を売上高の控除並びに販売費及び一般管理費に、26,120百万円を販売促進引当金に計上いたしました。また、個別決算において、関係会社事業損失引当金繰入額41,238百万円及び関係会社出資金評価損14,584百万円を特別損失に計上いたしましたが、連結決算においては消去されるため、連結業績に与える影響はございません。
(注)連結の金額は百万円未満を四捨五入、個別の金額は百万円未満を切捨てして表示しております。